【横浜春節祭2024】横浜ベイエリアに「巨大ランタンオブジェ」が出現! 福を呼び込む「中華獅子舞」も

横浜市では、横浜中華街の春節に合わせて2024年2月1日~24日まで「横浜春節祭 2024」を開催。32カ所にランタンオブジェを設置するほか、デジタルスタンプラリーやクーポンを配布します。

横浜市では、横浜中華街春節に合わせて2024年2月1日から「横浜春節祭 2024」を開催。中国伝統工芸の巨大ランタンオブジェを横浜中華街のほか、横浜ベイエリアの主要駅、商業施設など32カ所に設置し、横浜の街を華やかに彩ります(画像は全て筆者撮影)。

横浜春節祭とは?

2021年に山下町公園で行われたランタンオブジェ展示のようす
2021年に山下町公園で行われたランタンオブジェ展示のようす

横浜中華街では、旧暦のお正月「春節(しゅんせつ)」をにぎやかにお祝いする習慣があります。2024年は2月10日が春節にあたり、2月24日までの2週間、横浜中華街でさまざまなイベントが展開します。

2021年の春節は緊事態宣言下で迎えたため、パレードや舞踊など例年のような行事は全て中止となりました。その代わりにコロナ禍でも静かに楽しめるよう、中国伝統工芸である巨大なランタンオブジェを製作し、横浜中華街にある山下町公園に展示しました。

このランタンオブジェは小さなものでも高さ2メートル、大きなものは高さ5メートル、幅9メートルもあり、迫力満点! 昼間もカラフルな色合いが楽しめますが、夜に点灯するとやさしい明かりに包まれて幻想的な空間に。

2022年は「横浜春節祭」と題し、横浜中華街の周辺エリアにもランタンオブジェが設置(画像はKAAT 神奈川芸術劇場の様子)
2022年は「横浜春節祭」と題し、横浜中華街の周辺エリアにもランタンオブジェが設置された(画像はKAAT 神奈川芸術劇場の様子)

2022年からは各施設の協力を得て、横浜中華街の周辺エリアにもランタンオブジェを設置。横浜中華街の春節をきっかけに、観光閑散期となる冬に横浜観光を盛り上げようという思いから「横浜春節祭」と題し、ランタンオブジェを巡るデジタルスタンプラリーなどを行い、観光地の周遊に貢献しました。

ランタンオブジェ設置場所は2023年の2倍に!

関東学院大学 関内キャンパスには学問の神様「関羽様」のランタンオブジェが登場
関東学院大学 関内キャンパスには学問の神様「関羽様」のランタンオブジェが登場

3回目となる2024年のランタンオブジェの設置場所は、2023年の2倍となる32カ所に。横浜ベイエリアを飛び出して、新横浜駅や京急羽田空港第3ターミナル駅にも設置されています。

みなとみらい線 馬車道駅構内にはみなとみらい線開業20周年を記念し、キャラクター「えむえむさん」のランタンオブジェが初登場
みなとみらい線 馬車道駅構内にはみなとみらい線開業20周年を記念し、キャラクター「えむえむさん」のランタンオブジェが初登場

このランタンオブジェを巡ってスタンプを集める、春節デジタルスタンプラリーも実施。9スタンプを集めると「紅包くじ」が1枚もらえます(紅包<ほんぱお>とは中国語でご祝儀のこと)。

この紅包くじは、横浜中華街の食事券やホテルの宿泊券などが当たる春節福引きにチャレンジでき、毎年行列ができるほど人気です。9スタンプで1枚ですが、32カ所の全てのスタンプを集めると、紅包くじが10枚もらえるのでコンプリートを目指してみては。

景品引換は2月11日〜24日の期間に横浜中華街のChinaTown80 Hallにて実施。各日なくなり次第終了となりますのでご了承ください。

デジタルスタンプラリーと合わせて、近隣店舗や施設で使えるお得な「春節クーポン」もチェックしてくださいね。

次ページ
福を呼び込む祈願獅子舞もチェック!
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】