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第4話のあらすじ
誠(原田泰造)の息子・翔(城桧吏)は、不登校が続いたことで出席日数が足りず、進級にも影響すると連絡を受け、久しぶりに登校することを決意。再登校初日、電車に乗りたくないという理由から、歩いて登校しようとする翔に、誠が車で送ることを提案します。父と息子、久しぶりの2人きりの時間に、初めはぎこちない空気が漂っていましたが、高校の近くまで到着したところで、誠は翔に寄り添う言葉を投げかけます。誠の言葉に背中を押され、翔は勇気を出して登校するのです。
一方、誠の年の離れた友人・大地(中島颯太)は、恋人の円(東啓介)と2人きりの時間を過ごしていました。第3話で誠と一緒に選んだ、円の父親への還暦祝いを渡しながら、大地は自分の存在を両親に正直に伝えなくてもよいという配慮を見せます。自分の親への気遣いにうれしさを見せる円でしたが、実家からの電話では恋人の存在を隠してしまうのでした。
無事に午前中の授業まで出られた翔。前の席のギャル生徒が落としたコスメに興味を示したことがきっかけで、ギャル仲間から一緒にお弁当を食べようと誘われます。放課後もコスメの話題で盛り上がる翔とギャル生徒たち。その姿を謎のメイク女子(並木彩華)が遠くから眺めていて……。
翔が1人になったタイミングを見計らって近づいた謎のメイク女子は、ギャル生徒たちにこびて自分の立場を奪うなと翔に訴えます。その的を射た言葉に動揺し、再び殻に閉じこもってしまう翔。不登校生活に逆戻りしてしまうのでしょうか……?
今後の見どころとSNSでの反響
自身のアイデンティティに悩み、引きこもり生活を送っていた翔の再登校がメインテーマとなった第4話。前話で“おっさんのパンツ”に絡めて、「人の趣味嗜好の自由」について気付きを得た誠が翔に寛容に寄り添う成長シーンをはじめ、翔を心配しながらもそっと見守る母親や姉の姿も印象的な回となりました。放送を終えて、X(旧Twitter)では「誠が一生懸命言葉を選んで翔に話そうとする姿に心打たれた。すぐに言葉が思い浮かばなくても言ってはいけないことが口から出てしまうのを防ごうとしているのが既に大きなアップデート」「翔の理由だけじゃなく何もなくても突然学校に行けなくなる時は誰にでも起こる事だし、様々な事が学校では子供達に起こる。その時見守れる親で居たい…」などの声が寄せられています。
2月3日放送の第5話は、翔の高校生活の行方や大地と円の関係が見どころとなりそうです。また、順調にアップデートを続ける誠にも、何やら一波乱ありそうで……。進展する誠、大地、翔の状況に注目です!
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』あらすじバックナンバー
・第3話・第2話
・第1話
この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。