なお、遺伝子解析項目「勤勉性(SNP:rs1501672)」は、目的に対して、途中で諦めることなく根気強く意思を貫く傾向がある性格とされています。
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「勤勉性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県」ランキング 1位は「徳島県」
「勤勉性が高めの遺伝子タイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県の1位は「徳島県」(37.6%)でした。続いて2位は「鹿児島県」(37.23%)、3位は「沖縄県」(36.33%)となりました。また、遺伝子解析項目「勤勉性」において、日本人の遺伝子型の割合は、「勤勉性が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」が30.7%、「一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」が49.3%、「勤勉性が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」が20%でした。
「勤勉性が高めのタイプ」の割合は「アジア集団」が低い傾向に
人種別に見ると、「勤勉性が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」の割合は、「ヨーロッパ集団」(73.8%)、「ラテンアメリカ集団」(66.8%)、「南アジア集団」(64.6%)、「アフリカ集団」(61.3%)、「アジア集団」(31.4%)、「東アジア集団」(27.9%)の順でした。一方、「勤勉性が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」は、「ヨーロッパ集団」や「ラテンアメリカ集団」の割合が3%前後であるのに対し、「東アジア集団」や「アジア集団」では20%前後と高い割合を示しています。ただし、ユーグレナは環境要因の影響もあるため、遺伝子だけで勤勉性を決定することはできないとしています。