やりがちだけど実はNGなトイレ掃除の方法ってありますか？ 【トイレメーカーに聞いてみた】

毎日のように使うトイレは、できる限りこまめに掃除してきれいに保ちたいですよね。ですが、正しい方法で掃除できているか、自信がない人も多いのではないでしょうか。間違った方法で行っていると、汚れが落ちないだけでなく、故障を引き起こしてしまうこともあるかもしれません。

全自動おそうじトイレ「アラウーノ」シリーズを開発しているパナソニックに聞いてみました。

Q. やりがちだけど実はNGなトイレ掃除の方法って？

最初に取り上げるのは、この質問です。

最近の便器においてNGな掃除の方法としては、研磨剤入りブラシや洗剤での掃除が挙げられます。

近年の節水便器は少ない水量でも汚れが残らないよう、特殊な素材が使われていたり、コーティングが施されている場合が増えてきています。こういった商品に研磨剤入りのブラシや洗剤を使ってしまうと、表面傷やコーティング剥がれにつながる場合も。研磨剤入りのブラシや洗剤は、裏面シールなどに記載があります。購入時には確認をするようにしましょう。

また、温水洗浄便座のノズルに市販のトイレ洗剤などを直接スプレーするのもNG。故障の原因になってしまいます。

Q. 掃除をしているのにトイレが臭いです。チェックすべきポイントは？

次に取り上げるのは、この質問です。

トイレ掃除をしてもにおいが気になる場合、特に注意するべきポイントは便器と便座の隙間になります。

こういった隙間には、汚物が入り込んでしまい、においの原因となってしまう場合も。最近のモデルには、ワンタッチで取り外せるものや、自動で取り外せるものもあります。このようなモデルの場合には、定期的に便座を取り外し、掃除をするようにしましょう。

また近年では、そもそも汚れが付着しづらい・汚れが入り込む隙間の無いモデルも各社から登場しています。パナソニックが開発する「アラウーノ」シリーズも、このような特徴を持つ製品の1つ。L150シリーズ・S160シリーズでは、汚れが入る隙間がほとんどない「スキマレス設計」を採用しています。