この記事ではそんな第2話のストーリーをおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。
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第2話のあらすじ
ある朝、春田(田中圭)は母・幸枝(栗田よう子)から「新居を見に行きたい」と連絡があったことを牧(林遣都)に告げます。まだ結婚のことすら報告していないという幸枝がやって来ることに、牧は表情を曇らせます。出勤のため、いつもより早く家を出た春田は、隣の家の前で血だらけで倒れている部下の和泉(井浦新)を発見! 慌てて救急車を呼ぼうとする春田の前に、おかかおむすび専門店の店主・六道(三浦翔平)が現れ、「どうかこれは見なかったことに」と告げ、和泉を抱きかかえて家の中に入っていきます。
その日、和泉は風邪で欠勤。どう見ても風邪ではなさそうだったことや、和泉が隣の家の住人だったことなど、謎が深まる状況に春田はますます混乱していきます。
そんななか、荒井鉄平(児嶋一哉)が営む「居酒屋わんだほう」で、牧の帰国を祝う場も兼ねた新年会が開かれました。ちず(内田理央)や舞香(伊藤修子)、武川(眞島秀和)らと楽しく飲んでいたところに、突如、栗林歌麻呂(金子大地)と蝶子(大塚寧々)の夫婦ゲンカが始まって……。
新年会を欠席した黒澤(吉田鋼太郎)はその頃、春田と牧の自宅で家政夫の仕事の真っ最中。春田への思いの正体を考えながらもテキパキと家事を完了させ、帰ろうとしたところに、帰宅した春田と牧、そして歌麻呂が現れ、引き止められることに。
歌麻呂は、蝶子とのケンカの原因が、二世帯住宅に自身の母・市(馬場園梓)と3人で暮らし始めたことにあると話します。蝶子にとって10歳年下の姑。2人の関係に悩む歌麿呂は、以前蝶子と夫婦関係にあった黒澤にどんな嫁姑関係だったのかと尋ねます。その間も、黒澤は相変わらずビジネスライクに徹するばかり。
そして迎えた当日、完璧な状態で幸枝を迎えようと、寝る暇も惜しんで準備をした疲れが出たのか、牧は立ちくらみを起こしてしまいます。ちょうどそこに現れたのが耳当てを返すために春田のもとを訪れた黒澤でした。
急きょ黒澤に手料理を用意してもらい、その甲斐もあって幸枝との食事会は順調に終了。幸枝に結婚を認めてもらえ、さらに牧が作った料理も完食してもらえたことに、牧はうれしさを隠せない様子を見せます。
その頃、蝶子は“推し”がきっかけで市と距離を縮め、栗林家の嫁姑問題も一件落着。一方、黒澤は牧に対する嫉妬のような感情を「姑」的な立場で抱いていると認識します。
今後の見どころとSNSでの反響
第2話は、新婚ならではの「嫁と姑の関係」がテーマとなった回でした。牧や蝶子だけでなく、ちずと舞香の嫁姑事情も明かされ、さらには黒澤にまで「姑」というワードが波及してくるなど、『おっさんずラブ』の世界観全開でさまざまなかたちが表現されていたように感じます。放送を終えて、X(旧Twitter)では「演技とはいえ吉田さんをここまで本気で殴る遣都くん。爆笑したわ」「春田さんお母さんにWデートしようって言われて、是非!ってなる牧くんが嬉しさ滲み出てて健気だな」「嫁姑問題とか言ってバチバチしていくのかと思ったら…なんか牧くんと武蔵、分かりあっていい関係になりそう…?」などの声が寄せられていました。
『おっさんずラブ-リターンズ-』あらすじバックナンバー
・第1話この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。