ドラマや映画の中で弁護士役は人気が高く、これまで数多くの俳優たちが演じてきました。今回、そんな弁護士役を担当した俳優に関して、オリジナルのランキングを紹介します。
All About ニュース編集部は2023年10月27日~12月12日、全国10~60代の255人を対象に「弁護士役を演じた俳優」に関するアンケート調査を実施。その中から、「ハマり役だったと思う弁護士役を演じた男性俳優」ランキングを紹介します!
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2位:松本潤『99.9-刑事専門弁護士-』
2位には「松本潤」さんがランクイン。松本さんは、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)で主人公の弁護士・深山大翔を演じています。ドラマは、2016年と2018年に日曜劇場枠で放送され人気を集め、映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』も製作されています。
深山はマイペースでひょうひょうとした性格を持ち、これまでの弁護士にいなかったような等身大のキャラで人気を獲得。超型破りで、事実を追求しようとするキャラを、松本さんは丁寧に演じきりました。ユーモアもある深山は、笑顔が魅力的な松本さんにピッタリで、まさにハマり役だと言えます。
回答者からは、「かっこよさと面白さのバランスが良い」(東京都/40代男性)、「大翔の飄々とした雰囲気が、松本潤さんにハマっていたから」(埼玉県/40代女性)、「何を考えているのか読めない、個性的な深山に松本潤の持ち味がよく合っていた」(東京都/60代女性)といった意見が挙がりました。
1位:堺雅人『リーガル・ハイ』
1位には「堺雅人」さんがランクイン。堺さんは、『リーガル・ハイ』『リーガルハイ』(ともにフジテレビ系)で主人公の弁護士・古美門研介を担当。新垣結衣さんがヒロインを務めた作品で、高い人気を獲得しています。堺さん演じる古美門は、主人公の弁護士らしからぬ偏屈な性格。毒舌で気分屋で超わがままという性格を持ち、お世辞にも良い人とは言えないキャラクターでした。さらに、弁護士なのに興奮すると、早口で奇天烈な行動を起こすなど問題人物。しかし、堺さんは抜群の演技力で、どこか憎めないキャラクターとして見せます。堺さんでしか演じきれないようなクセのあるキャラで、ハマり役としてファンに愛されています。
回答者からは、「シリアスな役をやっていたりする分、コミカルな演技がより上手に思う」(東京都/20代女性)、「顔芸があそこまでできる人はいないと思う」(東京都/30代男性)、「あそこまで癖の強い役ができる人はなかなかいないし、いまだにこの役の印象が強い」(広島県/20代女性)といった意見が挙がりました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。