本記事では、110年前の1914年(大正3年)に人気だった「男の子の名前」ランキングを紹介します。なお、調査は1989年時点における加入者を対象に行ったものです。
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2位:清
2位は「清」でした。主な読み方は「キヨシ」です。大正時代には15年間のうち9回も1位に輝き、さらに5回は2位にランクイン。その人気は昭和に入っても続き、1955年までの長い期間にわたってトップ10に名を連ねていました。なお、1955年には「清」は9位にランクインし、「隆」という名前が1位でした。
1位:正三
1位は「正三」でした。主な読み方は「ショウゾウ」。1912年から大正時代が始まり、元号改正は名付けにも影響を与え、「正」という漢字が人気を博しました。1912年(大正元年)は「正一」、1913年(大正2年)は「正二」、1914年(大正3年)は「正三」という名前がそれぞれ1位に。「正二」と「正三」がトップ10に入ったのは、それぞれ1回のみ。一方で「正一」は大正時代を通じて数回トップ10にランクインしていました。