大手百貨店の高島屋が12月24日、販売したクリスマスケーキについて、謝罪を発表しました。
「一部の商品が崩れていたことが判明」
高島屋の公式Webサイトは、「このたび、当社オンラインストアにてご注文いただきました<レ・サンス>ストロベリーフリルショートケーキにおきまして、一部の商品が崩れていたことが判明いたしました。当該商品をお買上げいただきましたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申しあげます」と、謝罪しました。
騒動の発端となったのは、同社のオンラインストアで販売した神奈川県横浜市青葉区のフレンチレストラン「Les Sens(レ・サンス)」が監修したクリスマスケーキを購入した人たちが、相次いで到着時の惨状をSNSに投稿。一方向に片寄ってしまったケーキや、輸送中に箱の中で上下左右に揺れたのだろうと思えるものから、もはや原型をとどめていないものなど、多くの画像が投稿されました。
「かなしみ通り越して笑うしかない」
購入者からは、「あまりにも悲惨すぎるわ」「一段目二段目のスポンジの層が外れてしまってます」「かなしみ通り越して笑うしかない」「こんななる?!」「たまにはこんなことあるのか…って思ってたけど、今朝トレンド入りしてて、みんなそうなの?となんだか複雑」という声が。
中には、「高島屋からは返金メールが来ましたが二度と頼みません」と怒りをにじませた投稿や、「我が家は無事に届きました」という報告のほか、比較的きれいな状態で届いた該当ケーキと見本の画像を並べて「そもそも、イチゴの数とか写真と違いすぎやしませんか」という指摘も寄せられました。
「高島屋クリスマスケーキ被害者の会」がトレンド入り
同日、X(旧Twitter)では、「高島屋クリスマスケーキ被害者の会」というワードがトレンド入りする事態に。大手百貨店で起きた騒動に、「どう対応するのかすごい気になる」「来年は糧にしてしっかりやり切ると思う。何せ天下の高島屋」「想定内である事象」「画像付きで上げる必要、ある?」など、現在も波紋を広げています。
※記事内容は記事執筆時点のもので、25日に同社は謝罪文を更新しました