毎年人気の「アートリンク」が横浜赤レンガ倉庫に出現! 今年のアートは指で描いた女の子たちが躍動

アーティストとコラボレーションした屋外スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」が2023年12月2日からスタート。ビビ・レイさんが指で描いた女の子たちの作品がリンクを彩ります。

アーティストとコラボレーションした屋外スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」が2023年12月2日からスタート。19回目となる今回はBibi Lei(ビビ・レイ)さんが指で描いた女の子たちがリンクを彩ります(画像は全てオープニングセレモニーにて筆者撮影)。

アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫について

アートとアイススケートのコラボレーションが楽しめる「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」
アートとアイススケートのコラボレーションが楽しめる「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」

アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫は、横浜の冬を彩るイベントの1つとして2005年から始まりました。多彩なアーティストが繰り広げるアートとアイススケートのコラボレーションが楽しめる屋外スケートリンクです。

フィンガーペインティングで女の子を描く、ビビ・レイさん
フィンガーペインティングで作品を描く、ビビ・レイさん

19回目を迎える今回は、東京を拠点にグローバルに活躍するポルトガル系中国人のアーティスト、ビビ・レイさんによるイラストがリンクを彩っています。

ビビさんの作品は、自由な心と純粋さを表現するために指で描かれ(フィンガーペインティング)、全ての作品に女の子が登場。「アートリンク」では5人の女の子たちが描かれています。

テーマは「SPIN GENIUS(スピンの天才)」

5人の女の子たちは一人ひとり異なる文化や民族性を表現
5人の女の子たちは1人ひとり異なる文化や民族性を表現

アイススケートで観客たちが1番熱狂するのは高速で旋回するスピン。ビビさんはこのスピンこそが「色彩に生命を吹き込むエネルギー」だといいます。みんなが「スピンの天才」になれますように、との思いがテーマに込められています。

また、横浜は日本で最初に開港された貿易港の1つであり、古くからアメリカ軍基地があることから、中国人やアメリカ人をはじめ多くの国や地域の人の居住地となっています。5人の女の子たちは、1人ひとり異なる文化や民族性を表現。

外壁にも女の子たちが登場
外壁にも女の子たちが登場

横浜赤レンガ倉庫のアートリンクを飛び回ることで、さまざまな文化が織りなすキュートな友情を感じてほしい、とビビさんはいいます。

次ページ
ビビさんがフィンガーペインティングで描いた作品
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    外国人観光客向け「二重価格」は海外にも存在するが……在欧日本人が経験した「三重価格」の塩対応

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『猫の恩返し』が大好きな人に見てほしい。最新「猫映画」5作品でほっこり癒されまくろう

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた

  • AIに負けない子の育て方

    多様化する中学受験…実施校が爆増した「新タイプ入試」「英語入試」に受かるのはどんな子か