エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」を運営するWonderSpaceは、10~50代の男女100人を対象に、2023年秋アニメに関するインターネット調査を実施しました。今回はその中から、最終回まで見続けたい秋アニメのランキング結果を紹介します。調査期間は10月23~24日です。
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2位:『葬送のフリーレン』
2位にランクインしたのは『葬送のフリーレン』(日本テレビ系)でした。原作は『週刊少年サンデー』(小学館)に連載されている同名漫画で、原作は山田鐘人さん、作画はアベツカサさんが手掛けています。
同作品は、魔王を倒して平和をもたらした勇者一行の“その後“を描いたファンタジー。共に戦った戦士たちは50年後に再会しますが、魔法使いのフリーレンは1000年以上生きる長寿種・エルフであるのに対し、人間の戦士は寿命を迎えていきます。その死に立ち会った際、彼らのことを何も知らなかったことに戸惑い、魔法収集をしながら人間を知るための旅を始める……といったストーリーです。感動的なシーンに加え、映像化された魔法のシーンも見どころの1つになっています。
回答者からは「原作マンガが大好きでアニメ版も楽しみにしていたのですが、期待以上で初回から泣いてしまいました。魔法のシーンはやっぱり映像の方が迫力があるしキレイだし満足感がありますね。声優さんの声もイメージにピッタリです。原作に忠実に進んでいるためモヤモヤせず安心してアニメの良さを堪能できるので、最終回まで見続けたいです!」「勇者と仲間が魔王を倒したその後の世界を舞台にしているのが新しさを感じます。フリーレンが新たな仲間と再び旅をしながら、以前の仲間を思い、新たな感情を発見していくのがほほえましいです。フリーレンは優秀な魔法使いなのにドジな面もあり、仲間も個性的なので今後の展開が楽しみです」といったコメントが寄せられました。
1位:『SPY×FAMILY Season2』
1位にランクインしたのは『SPY×FAMILY Season2』(テレビ東京系)。原作漫画は『少年ジャンプ+』(集英社)に連載されていて、作者は遠藤達哉さんです。劇場版も公開された人気アニメの続編が見事1位に輝きました。
敏腕スパイ「ロイド・フォージャー」、凄腕の殺し屋「ヨル」、人の心を読むことができる超能力少女「アーニャ」が、互いの正体を隠して暮らす“偽りの家族”を描いたストーリー。任務を忠実にこなそうとする父・ロイドと母・ヨル、その傍らで奮闘する娘・アーニャが繰り広げる日常がとてもユーモラスです。「あざざます(ありがとうございます)」など、アーニャが作品中で使う独特な言い回し「アーニャ語」も話題になりました。
回答者からは「コミカルとシリアスとのバランスが絶妙だからです。フォージャー家やイーデン校などでの登場人物たちの交流をみて、毎回ほっこりとしています。アーニャたちの顔芸(?)にも、くすっと笑ってしまいます。また、本作ではヨルさんのたたかう姿や彼女の「覚悟」がみられそうなことも、理由の1つです。ピンチに陥っても、家族の絆で乗り越えてほしいと思います」「子どもたちと大人が一緒に楽しめる。親子の共通の話題でコミュニケーションのきっかけにもなる。アニメをきっかけに原作の漫画を借りにいったりして良好なコミュニケーションツールとなっている」といったコメントが寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:サイトウイサム(ナレッジ・リンクス編集部)
トレンドに敏感なWebライターを自称するフリーランス。ネットサーフィンが趣味で、芸能ネタが大好き。「話題のスイーツは必ず食す!」がモットー。