All About ニュース編集部が6月26~7月11日に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。
69歳・世帯年収400万円「これ以上の物価高には耐えられない」
夫婦2人暮らしで、夫の年収の400万円で家計をやりくりしているとのこと。現在の生活について、「これ以上の物価高は耐えられません。国民に増税を押し付ける前に、行政改革、無駄をやめて欲しいです」と話します。
家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?
■神奈川県横浜市港北区、69歳男性世帯の場合年収:夫400万円、妻0円
家賃・住宅ローン:なし(固定資産税・都市計画税:年間30万円)
間取り:2LDK
食費:6万円
交際費:1万円
電気代:冬季1万6000円(2023年2月)、夏季2万円(2022年8月)
ガス代:冬季3000円、夏季2500円
水道代(2カ月での請求額):3500円
通信費:3500円
車(ガソリン代、駐車場代、保険、その他維持費など):1万円
その他:国民保険料・介護保険料合計3万円(2人分)
貯蓄に回す金額:5000円
生活のやりくりのポイントや節約術は、「買い物はポイントを貯める為、PayPayカードで支払い、電気ガス水道料金もカード払いに。食事は1日2食に抑えて、地域では一番安いオーケーストアで、山崎食パン8枚切り、税抜き87円のパンを買って、朝1枚食べています。それとインスタントコーヒーです」とコメント。
さらに、「ダイソーに行って100円の食品を買い漁っています。インドネシア産のコーヒー50グラム瓶入りが税抜き100円で売っています。それでも、円安145円なので、いつまで買えるのかわかりません。味も香りもない素気ないコーヒーですが、色が茶色なので、コーヒーを飲んだつもりで我慢しています。味も素っ気もなくても、生きていればそれでいいです」と続けました。
今後については、「東京23区よりは安いと言っても、横浜は物価も固定資産税も高いので、田舎にでも引っ越そうかと思います。できれば埼玉の奥地がいいかと思っています。そうなると車は手放せません」と話していました。
※回答者コメントは原文ママです