なお、順位はREVISIOの人体認識技術によって測る「注目度」(テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合)に基づいています。調査対象はNHKを除く民放5局で、期間は2022年12月25日~2023年1月3日です。
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2022年度「年末年始の特番」注目度ランキング、1位は『ジャニーズカウントダウン』
2022年度「年末年始の特番くぎづけ」ランキングの1位は、『ジャニーズカウントダウン2022→2023』(フジテレビ系)でした。12月31日の23時45分から放送開始。世帯視聴率は11.7%で、注目度は70%です。東京ドームに14組のアーティストが集まり、生中継でカウントダウンを行いました。2位は、『家、ついて行ってイイですか?新春4時間SP』(テレビ東京系)です。世帯視聴率は5.3%で、注目度は63.3%。ビビる大木さんと矢作兼さんが司会を務め、ゲストとして有吉弘行さんや鈴木砂羽さんらが出演した人気番組の特別編です。続く3位は、フジテレビ系で放送された映画『コンフィデンスマンJP英雄編』でした。
ランクインした放送局の多さでは「テレビ朝日」がトップ
20位までにランクインした放送局の多さでは、テレビ朝日が6番組でトップとなりました。4位の『芸能人格付けチェック!』(テレビ朝日系)は2年連続でTOP5にランクインし、高い人気を保持しています。番組ジャンルとしては、バラエティが16番組と圧倒的に多い一方、スポーツやドラマ、音楽番組も人気があります。『第99回東京箱根間往復大学駅伝競走』(日本テレビ系)はトップの世帯視聴率を記録しましたが、注目度の指標は低く、ランキングの対象外でした。スポーツコンテンツは放送時間が長いため、集中して視聴されるシーンとそうでないシーンが存在し、全体としての注目度が高まりにくい傾向があるようです。
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