1000万円貯めた年収450万の40歳女性、貯金をするために「やめたこと」

1000万円を貯められた人は、どのような目標を立て、実行したのでしょうか。All About ニュース編集部が実施したアンケート調査から、40歳女性のケースを紹介します。
 

回答者のプロフィール

回答者本人：40歳女性
家族構成：既婚（子あり）
居住地：愛知県
職種：金融業
現在の年収：450万円
現在の貯蓄額：1200万円
 

40代で貯金1000万円ある人の割合は？

ちなみに40代で貯金が1000万円ある人は、どのくらいの割合いるのでしょうか。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査（令和4年）」によると、株式などを含めた金融資産保有額で、1000万円以上1500万円未満の人の割合は、全体では1人暮らしの人で7.3％、2人世帯以上で10.8％でした。

年代別で見ると、40代は1人暮らしの人で12.0％、2人世帯以上で10.0％となっています。

＜出典＞
・「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和4年）」（金融広報中央委員会）
・「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」（金融広報中央委員会）
 

結婚する時にまとまった貯金が欲しかった

貯金を始めたきっかけについて「結婚する時にある程度まとまった貯金があるといいなと考えていました。1000万貯金したかった」と語る女性。8～10年ほどで1000万円を貯めたそうです。
 

高い化粧品は意味がない

1000万円貯めるために「やめたこと」を聞くと「高い化粧品は意味がないと思いやめました。あとは、衝動買いやめました。なんとなく買い物に行くのもやめました」と答えてくれました。
 

給与の3〜4割を先取り貯金

1000万円を貯めるために具体的に行ったことは「給与の3〜4割を先取り貯金と、ボーナスからも貯金してました」とのこと。一定の割合を常に貯金に回したことが効果的だったようです。
 

1000万円達成！ その後は……

貯まった1000万円の使い道について伺うと「結婚に関わる資金と住宅購入の頭金にしました」と、当初の目標通り結婚資金としたようです。
 

おすすめの節約術は「買い物の頻度を減らす」

おすすめの節約術を聞くと「買い物の頻度を減らす。買い物する際に、買わずに代用できるなら買わない。家電などは価格だけでなく、維持のコスパや電気代なども加味して買っています。何にお金を使いたいかよく考えていると、私は子どもの教育費に使ってあげたいため、自分のことはほどほどでいいなと思えるようになりました。独身時代は、自分の服や飲み代にいっぱい使ってましたが、何かそういうものがあれば、お金の使い方を考えていくんじゃないでしょうか」と話してくれました。