長野県は北アルプス(飛騨山脈)などをはじめ、自然豊かでのどかな県として知られています。多くの有名人も輩出していますが、中にはあまり長野県のイメージと結びつかず、意外な出身地として驚かれる有名人もいるかもしれません。
All About ニュース編集部は8月7日~9月5日、全国10~60代の288人を対象に「長野県出身の有名人」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、実は「長野県出身」と聞いて驚いた有名人ランキングを紹介します!
2位:井口理(King Gnu)
2位は「井口理」さんです。1993年生まれ、長野県伊那市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業した経歴を持ち、2017年にバンド「King Gnu」を結成します。バンドではボーカルとキーボードを担当し、声楽科仕込みの透き通る美しい歌声が特徴的。2019年にアルバム『Sympa』でメジャーデビューすると、『白日』などヒット曲を連発します。個人では俳優業が好調で、映画『余命10年』『ひとりぼっちじゃない』や、ドラマ『MIU404』(TBS系)などに出演。
さらに、ラジオ番組のパーソナリティやナレーションなどに挑戦し、2023年10月10日からはマクドナルドのテレビCMに出演するなど大活躍を続けています。卒業した大学は有名ですが、出身地の話はあまりメディアでしていないことでなじみがない人も多いようです。
回答者からは、「都会的な雰囲気を持っているから」(千葉県/30代女性)、「King Gnuは全員東京出身だと思っていました」(東京都/30代女性)、「King Gnuさんの曲は好きですが、出身地は知りませんでした」(福岡県/20代女性)といった意見が挙がりました。
1位:美川憲一
1位は「美川憲一」さんです。1946年生まれ、長野県諏訪市出身。1965年に『だけどだけどだけど』で歌手デビューすると、『柳ケ瀬ブルース』『釧路の夜』『さそり座の女』などヒット曲を発表します。
独特なキャラクターで人気を集め、『NHK紅白歌合戦』では豪華な衣装が常に話題に。一時低迷した時期はあったものの、ものまねタレントのコロッケさんに取り上げられ、さらに「タンスにゴン」のCMなどで再ブレークを果たします。
芸能界のご意見番としても知られ、現在もテレビ出演やコンサートをはじめ、さまざまなジャンルで活躍中です。派手な衣装やキャラクターなど、ほのぼのしている長野県とイメージが合わない人が多いようです。
回答者からは、「ミステリアスなイメージなので、長野県出身と知り驚きました」(埼玉県/30代女性)、「紅白歌合戦の派手な衣装から、長野のイメージが付かなかったので」(広島県/50代女性)、「都会生まれ都会育ちな印象がある」(北海道/40代女性)といった意見が挙がりました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。