北アルプスと富山湾に囲まれ、自然が豊富で観光資源も多い富山県。東京駅から新幹線で約2時間ほどの距離にある県で、さまざまなジャンルで活躍する有名人を輩出しています。
All About ニュース編集部は8月7日~9月5日、全国10~60代の298人を対象に「富山県出身の有名人」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、実は「富山県出身」と聞いて驚いた有名人ランキングを紹介します!
2位:野際陽子
1958年、NHKにアナウンサーとして入局すると、各番組で人気を獲得しました。その後フリーアナウンサーとなり、俳優業でも活躍。千葉真一さん主演の『キイハンター』(TBS系)でヒロイン役を演じるなど、さまざまな映画やドラマに出演しました。
さらに『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の姑役で注目され、その後は祖母役でも大人気に。2017年に81歳で肺がんで亡くなるまで、さまざまな作品で活躍を続けました。
そんな野際さんは都会的なイメージがあり、富山県には幼少期に住んでいたことから印象が薄いようです。
回答者からは、「都会的な印象が強く、北陸地方や富山県出身という印象と結び付かない」(愛知県/50代男性)、「地方より都会的な関東のイメージがあった」(神奈川県/30代女性)、「あまり出身地について話をされているところを見たことがなかったので驚きました」(茨城県/40代女性)という意見が挙がりました。
1位:はじめしゃちょー
1位は「はじめしゃちょー」です。1993年生まれ、富山県砺波市出身で、2012年からYouTuberとして活動を開始。
さまざまな動画を配信して若年層を中心に人気を集めると、2015年にはYouTube JapanのテレビCM「好きなことで、生きていく」に出演して全国的な知名度を獲得します。
チャンネル登録者数は1000万人を超え、2023年9月4日にメインチャンネルが単独で総再生数で100億を突破するなど、日本を代表するYouTuberとして活躍中です。
近年は静岡や東京に拠点を移してからの動画がメインで、地元のイベントなどにも出席しているものの、今回の調査では富山県とイメージが結びつかない人が多かったようです。
回答者からは、「静岡県のイメージがあったから」(新潟県/20代女性)、「出身地を知らなかった。北陸出身のイメージがない」(石川県/30代女性)、「大物YouTuberが富山出身なのは驚きました。地方のイメージがなかった」(石川県/20代女性)という意見が挙がりました。
>10位までの全ランキング結果を見る
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。