メルカリにアウターを出品するとき、クリーニングは必要ですか？【メルカリのプロが解説】

衣替えのシーズン、昨年まで使っていて今年は着ない予定のアウターをメルカリに出品しようと考える人もいるのではないでしょうか。

アウターをメルカリに出品する際、事前にクリーニングに出した方が良いのでしょうか。「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。
   
以下で詳しく解説していきます。

クリーニング済みの方が好印象なのは間違いない

購入者はできるだけきれいな状態の商品が欲しいと思っているので、「クリーニング済み」と記載があった方が、印象が良くなるのは事実です。

例えば襟元や袖口に汚れが付いたままのアウターを買ったら、自分でクリーニングに出すことになるでしょう。それには手間とお金がかかるので、商品が到着したらすぐに使える状態になっている商品を選びたいと思うものです。

クリーニング代と販売価格のバランスが大切

メルカリでは商品の印象を良くすることは売れやすさにつながりますので、とても重要なポイントには違いありません。一方で、クリーニング代と商品の販売価格のバランスの方がさらに重要でもあります。

仮にクリーニング代が1000円で商品の販売価格が2000円だったら、実質1000円で売ることになってしまいます。他に送料や販売手数料もあるので、マイナスになる可能性も出てきます。

もしそうなるならば、クリーニングに出す必要はないでしょう。商品の販売価格（相場）を確認して、クリーニング代が負担にならない程度であれば、クリーニングに出せば良いと思います。
 

クリーニングに出していないことは商品説明に記載すべき？

出品時に商品説明にクリーニングに出していないことを書いた方が良いのか？ と思いますが、書かなくてもOKだと筆者は考えています。

「クリーニング済み」は売り文句になりますが、「クリーニングに出していない」はマイナスイメージにしかなりません。しかし汚れが付いていたら、それを記載する必要はあります。書かないとクレームの対象になり、マイナス評価につながってしまいます。

もし相手からクリーニングについて質問があれば正直に答えましょう。うそはいけません。

クリーニングは必須ではないので、アウターをクリーニングに出すかどうかは、販売価格によって決めていきましょう。クリーニングをしていなくても売れることはよくありますので、もしも同じ商品を他の出品者が出していたら、それを参考に決めるのも良いかもしれません。