1000万円の貯金がある人はどのような生活を心がけ、コツコツと貯金をしていったのでしょうか。All About ニュース編集部が実施したアンケート調査から、47歳女性のケースを紹介します。
回答者のプロフィール
回答者本人:47歳女性
家族構成:既婚(子どもあり)
居住地:岐阜県
職種:内職(業務委託)
現在の年収:100万円未満
現在の貯蓄額:600万円
40代で貯金が1000万円ある人の割合は?
ちなみに40代で貯金が1000万円ある人は、どのくらいの割合いるのでしょうか。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」によると、株式などを含めた金融資産保有額で、1000万円以上1500万円未満の人の割合は、全体では1人暮らしの人で7.3%、2人世帯以上で10.8%でした。
年代別で見ると、40代は1人暮らしの人で12.0%、2人世帯以上で10.0%となっています。
<出典>
・「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
・「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
通帳見るたびにわくわくしました
貯金を始めたきっかけについて「毎月10万貯金を目指してコツコツ貯めました。結婚当初は結婚式、新婚旅行でお金を使ってしまい、貯金ゼロから新婚生活が始まりました。貯金がないと不安だったので、毎月共働きの給与から電気代、住宅ローン、水道代、食費、娯楽以外は貯めようと。無理なく節約もせず貯めていきました。通帳見るたびにワクワクしました」と語る女性。10年以上かけて1000万円を貯めたそうです。
とくにやめたことはないと思います
1000万円貯めるために「やめたこと」を聞くと「共働きだったので、ゆとりある貯蓄をしていたので、とくにやめたことはないと思います」とのこと。
「貯金ゼロからのスタートだったので、独身時代を振り返りどういうお金の使い方をしようかと考えていた時に、初めの2、3カ月だけ大好きな洋服を買うのをやめました。10万ずつ貯めれると確信したら買っていました」と、共働きだったことで余裕を持って貯めることができたようです。
15年くらいで住宅ローンも終わりさらにゆとりができました
1000万円を貯めるために具体的に行ったことを聞くと「食費、水道、ガス、電気、新聞、住宅ローン、娯楽を単純に引いて毎月10万円は貯金できました。当初は共働きで正社員だったので、ゆとりもある生活ができ、貯金もできました」と語る女性。
「家も中古住宅購入だったので、15年くらいで住宅ローンも終わりさらにゆとりができました」と毎月10万円をコツコツ貯めていったことが効果的だったようです。
1000万円達成! その後は……
貯まった1000万円の使い道について伺うと「1000万という数字を通帳で見て感動と喜びにあふれしばらく眺めてました。貯めたのですが、ちょうど車検や車購入、などと重なりすぐに一桁減りました。目標が達成するとその先に進めず、使う方に走ってしまいました」と、新車購入などに使ったそうです。
おすすめの節約術は「もったいない癖」
おすすめの節約術を聞くと「特に節約をしたわけではないですが、昔から電気は使ったらすぐに消す。使わない時はコンセントを抜く、洗濯機、食洗機を使うのは夜間、エアコンは27度、当初は、お風呂も2人で入ってました。食材は夜間行っていたので、半額商品など買う。この程度は日頃から意識してやっていました」と話してくれました。
※回答者のコメントは原文ママです
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。