向井理さん、上白石萌歌さんが共演するドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)が好スタートを切り、絶賛の声が殺到しています。9月27日に放送された第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第1話のあらすじ
病に倒れた天才軍師・諸葛孔明(向井理)が薄れゆく意識の中で「次の人生は平和な世界に生まれ変わりたい」と願うと、目覚めたのは2023年のハロウィーンの渋谷。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス「BBラウンジ」で月見英子(上白石萌歌)のステージを見た孔明は、その歌声に感動し胸を震わせます。
翌朝、目を覚ました孔明は、BBラウンジでアルバイトをしている英子に介抱されると、脅威の能力でスマホをマスターしあっと言う間に現代に適応。三国志オタクのBBラウンジ・オーナーの小林(森山未來)と三国志談義で盛り上がり、あれよあれよという間にBBラウンジのアルバイトとして採用されることに。
一方、歌の道を諦めかけていた英子。高校時代、家出して歩道橋から身を投げようとしていたところを小林に止められ、BBラウンジで世界的シンガー、マリア・ディーゼル(アヴちゃん)の歌を聴き、いつかは自分も誰かを感動させたいと夢見てきたと語ります。歌手を目指す英子の夢をかなえるため、「私が、あなたの軍師になります」と申し出る孔明。
近隣で人気のアーティストを調査したいという孔明に、小林はミア西表(菅原小春)が出演するイベントを紹介。孔明が楽屋に突撃したことを機に、英子はミアが出るイベントへの出演オファーをゲットします。しかしそのイベントは複数のステージが同時開催されるもので、英子はミアと裏被り。無名の英子をあてて自分に客を集中させるというミアの狙いに対し、孔明は知略を巡らせます。
場と環境、人の心理をうまく操った孔明の策により、英子のステージには多くの観客が集まり大盛り上がり。孔明の知略に驚く小林でしたが、孔明は策だけではなく英子の歌声に力があるからだと説きます。SNSのフォロワー数が一夜にして1000を超える反響に、英子は大喜びするのでした。
原作既読派も未読派も大絶賛の好スタート
スマホやペットボトルに衝撃を受け混乱を見せたものの、驚異的な理解力と適応力で名バーテンダーぶりすら発揮する孔明は「さすが」の一言。笑いあり感動あり、しっかり作り込まれた音楽のシーンが織りなす独特な世界観に一気に惹き込まれました。
X(旧Twitter)では、「向井理めっちゃ孔明じゃんwていうくらい適役!」「私にも孔明降臨しないかなぁw」「最高のキャスティング」「忠実に再現されててめっちゃ良かった」「頭は切れるけど情に厚い孔明の人柄が表情のひとつひとつに現れてて見入ってしまった」「メディアの強みと違いを理解したうえでちゃんとガチに作っててそれぞれが本当にいい」など絶賛コメントが殺到。アーティスト役を演じる菅原小春さん、関口メンディーさんらもトレンド入りしました。
第2話では、孔明は英子を売り出すためにアートフェスでのライブをブッキング。しかし1番端で向かいのブースはギターボーカルのRYO(森崎ウィン)率いる人気インディーズバンド・JET JACKETという状況に、英子は不安を覚えます。しかし孔明は「この戦、勝てますよ」と意味ありげに微笑み――。果たして孔明がどんな策を講じるのか期待です。
『パリピ孔明』第2話 10月4日放送予告
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。