8月23日、神奈川県代表の慶應義塾高校が107年ぶりの優勝を果たして幕を閉じた「2023年夏の甲子園」。今回も名試合や驚くような選手の活躍の数々、例年になくメディアを湧かせた話題を残した激闘が繰り広げられました。
All About ニュース編集部は、8月24〜27日の期間、全国20〜70代の男女202人を対象に、「2023年夏の甲子園」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、「甲子園開幕前から注目していた学校」ランキングを発表します。
>6位までの全ランキング結果
2位:花巻東(岩手)
2位は、岩手県代表の花巻東高校でした。高校通算本塁打140本という歴代最多記録を持つスラッガー・佐々木麟太郎選手(3年)を筆頭に、投打ともに優れた選手が集結し、春のセンバツに続けての出場。WBCで活躍する大谷翔平選手の母校としても注目を集めました。回答者からは、「高校通算本塁打歴代1位の佐々木麟太郎選手に注目していたから」(38歳男性/大阪府)、「今年の花巻東は、高校通算140本塁打を記録した世代最強スラッガー佐々木麟太郎選手を筆頭に強力打線を形成しており、投手陣に関しても右の本格派140km/hを越えるストレートを投げる北條選手、小松選手、左の技工派の葛西選手、そしてここぞのピンチで抑えてくれる中屋敷選手など投手陣に厚みがあった」(27歳男性/岩手県)、「菊池雄星や大谷翔平の出身校だから」(34歳女性/千葉県)、「麟太郎率いる強打者揃いに期待持てたし、何より大谷さんの母校ということで応援していた」(43歳男性/茨城県)などのコメントが寄せられました。
1位:仙台育英(宮城)
1位は、宮城県代表、仙台育英学園高校。2022年の甲子園で初優勝し、春のセンバツを含めて史上初の東北勢優勝という快挙を成し遂げました。須江監督の優勝インタビューの言葉「青春って、すごく密なので」はコロナ禍を耐えてきた多くの人々の心をつかんで「2022ユーキャン新語・流行語大賞」選考委員特別賞に。優勝経験メンバーも多い仙台育英の2連覇達成に注目が集まりました。回答者からは、「2年連続で甲子園制覇して欲しかったからです」(35歳男性/千葉県)、「去年の夏の優勝校で当時の選手が多く残っていたので、2連覇を期待していたから」(54歳女性/徳島県)、「昔から甲子園出場常連校ですし、単純に野球のレベルが高く強いからです」(46歳男性/東京都)、「有名校でSNSでもよく見かけていたから」(35歳女性/岡山県)、「優勝争いの常連校なので、5類移行後初の大会でも頑張ってくれるんじゃないかと期待していた」(44歳男性/東京都)などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。