9月6日はキョロちゃんの日! 日付が「キョ(9)ロ(6)」と読めることにちなんで、チョコボールを販売する森永製菓によって制定されました。
今回は金のエンゼルが出る確率は何%なのかなど、「違いの分かる人」になれるチョコボールの豆知識を紹介します。
キョロちゃんにはもともと名前がなかった
キョロちゃんといえば、森永製菓のロングセラーお菓子であるチョコボールの人気キャラクターですが、登場した当初は名前がありませんでした。
チョコボールが発売されたのは1967年。当時はまだ『チョコレートボール』という名前でしたが、すでにパッケージにはキョロちゃんの姿が。しかし特に名前は決まっていなかったそうです。
公式Webサイトでも「誰が名前をつけたか不明」と説明されていて、キョロキョロした目をしているから、いつの間にかキョロちゃんと呼ばれるようになったんだとか。
正式に決定したのは1991年。24年間も決まった名前がなかったのは驚きですね。
金のエンゼルが出る確率は?
チョコボールといえば、楽しみなのはくちばしに描かれた金と銀のエンゼル。金は1枚、銀は5枚集めると景品である「おもちゃのカンヅメ」と交換してもらえます。
この金と銀のエンゼル、どれくらいの確率で当たるかご存じでしょうか。
正確な確率は非公表になっていますが、かつて日本テレビの情報番組が調査した際、金のエンゼルが出るまで買い続けたところ、2443個でやっと1枚出るという結果に。
つまり確率は2443分の1で、約0.04%!当たったことがある人は本当にラッキーですね!
ちなみに銀のエンゼルは2443個中101枚だったので、確率は約4%。金のエンゼルの100倍当たりやすいことになるので、こちらを5枚集める方がおすすめです。
初代は「おもちゃのカンヅメ」ではなかった
貴重なエンゼルを集めてもらえる景品ですが、「おもちゃのカンヅメ」になったのは実は2代目から。
なんと初代は「まんがのカンヅメ」だったんです! おもちゃも入っていましたが、メインは漫画のミニ本。今となっては森永製菓にも残っていない、超レアなカンヅメになっています。
発売から2年後の1967年には2代目としておもちゃのカンヅメが登場。入っていたのはキーホルダーやミニそろばんなどでした。おもちゃ自体も時代を感じるラインアップですね。
ちなみに現在のおもちゃのカンヅメは「プログラミングで歌う♪キョロちゃん缶」で、カンヅメ自体がおもちゃになっています。いつの間にかすごい進化している!
ぜひエンゼルを集めて、ゲットしてみてはいかがでしょうか。
この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式チャンネル「コントするイシカワくん」シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。