松岡茉優さん主演のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)。8月19日放送の第6話では、芦田愛菜さん演じる生徒・鵜久森に衝撃の展開が。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第6話のあらすじ
2周目の人生を生きる九条里奈(松岡茉優)は、担任生徒の鵜久森叶(芦田愛菜)もまた同様だと気付き「同じですよね?」と質問。鵜久森は1周目に自分で自分の人生を終わらせた際、始業式の朝に戻っていたと回顧。さらに「3回目は絶対にない」と確信的に感じていると話します。だからこそ未来を変えるために今を必死で生きていると覚悟を確かめ合う2人。
そんな中、文化祭の後に鵜久森に「好きかもしれない」と告白した東風谷葵(當真あみ)から、突然の休学の申し出が。里奈が東風谷を訪ねると、東風谷は自分でも理解しきれない鵜久森への思いを持ちながら、彼女へのいじめに見て見ぬふりをしていた自身への自己嫌悪で苦しんでいました。「好き」と言葉にするのは勇気がいることだと里奈。ホームルームを中止し、鵜久森と東風谷が2人で話せる時間を用意します。
鵜久森は1周目の人生で学校に行けなくなっていた時期に東風谷から告白を受け、「私なんかを好きだと言ったら迷惑がかかる」と返してしまったことを悔いていたと述懐。どれだけ嬉しかったかと語り、1周目では返せなかった「ありがとう」という言葉を伝えます。1番やりたかったことが叶ったと、里奈に対し深々と頭を下げる鵜久森は、おととい誕生日だと聞いたからと里奈にプレゼントを渡します。
プレゼントの包みには、鵜久森が里奈への思いを語った動画データも入っていました。奇しくもその日は、1周目の人生で鵜久森が自ら命を終わらせた日。動画の中で鵜久森は「明日が来る実感がない」と、もしもの時を考え里奈に「無自覚に人を傷つける世界を少しでも変えてください」と託します。嫌な予感に襲われ、鵜久森を探して校内を走り回る里奈。同じ頃、何者かに呼び出されて校舎裏の渡り廊下に向かった鵜久森は、揉み合ったあげく転落。その姿を里奈が発見し、誰にともなく「もう1回やり直させてください」と祈るも、鵜久森の死は確定するのでした。
予想外の展開に驚愕(きょうがく)! 公式サイトのキャッチコピーにも変化が
鵜久森をいじめていた首謀格の相良(加藤清史郎)グループがクラス内で立場を失くしていく中、相良は鵜久森に関係を改善するよう持ちかけるも、鵜久森は「心無い謝罪は受け付けない」と拒否。苛立った相良が裏でとった行動が、鵜久森の死に結びついているのかが気になる展開に。
X(旧Twitter)では、「マジ展開ジェットコースターすぎ」「今日の結末は、全く予想できなかった」「悲しすぎて結構長らく引きずりそう」「1周目と同じ日に死ぬなら、お願いだから先生卒業式の日死なないで」「いつも何かあると九条先生に必ず相談していた鵜久森さんが、自分の死を受け入れてまで先生に言わなかったあの手紙の内容は一体…? 1人で解決しなくちゃいけない何かがあった?」「先生が殺されない未来のために鵜久森さんが犠牲になってしまった?」などのコメントが寄せられています。
また、公式サイトのメインビジュアルが里奈と鵜久森のツーショットから里奈1人に変わるとともに、キャッチコピーが「私を殺したのは誰ですか?」から「彼女を殺したのは誰ですか?」に変化。第二章が始まる予感に期待の声が続出しています。
失意から立ち上がった里奈は、鵜久森を「最後までその命を燃やし生き抜いた生徒」であったと証明するため、3年D組の教室へ――。不穏な動きを続ける相良や、「怪しい」との声が殺到する星崎(奥平大兼)がどう物語展開に関わってくるのか注目です。
『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第7話 9月2日放送予告
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。