All About編集部は、全国10〜60代の男女286人を対象に「もらってうれしい横浜の手土産」に関する独自調査を実施しました。アンケート調査結果から「もらってうれしい横浜の手土産」の1~3位をカウントダウン!
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第3位:華正樓「肉まん」
第3位は、華正樓(かせいろう)の「肉まん」でした。
華正樓は、横浜中華街と鎌倉に店舗を構える中華料理店。創業は1939年で、80年以上の歴史があります。
華正樓の肉まんは他店よりもちょっぴり価格がお高め(2023年8月時点で税込573円)。それでも上位に選ばれた理由は、大きさに加え、「素材」や「味」の良さでしょう。生地を低温でじっくりと発酵させたふかふかの皮の中には、しょうゆベースの豚肉の餡が詰まっています。
回答者からは「横浜といえば中華街なので、名物の肉まんなどだと横浜のお土産という感じがして、いいと思ったため」(愛知県/20代女性)、「肉まんは嫌いな方も少なく喜ばれるため」(静岡県/30代女性)、「肉まんが好物で、華正樓の肉まんは横浜中華街で一番おいしい」(兵庫県/60代男性)と絶賛の声が上がっています。
第2位:ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」
第2位は、ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」でした。
「ありあけのハーバー」のCMでおなじみの同商品は、横浜市民では知らない人はいないのでは?
ありあけのハーバーは誕生から60年以上経ちますが、1999年に1度店頭から姿を消してしまったお菓子なのです。「ハーバーをもう1度食べたい」という横浜市民の声をきっかけに、2001年4月26日に復活を果たしました。
そんな横浜市民に愛されているハーバーは、時代の変化に合わせてバージョンアップし、現在は薄くソフトなカステラ生地に刻んだ栗を入れた自家製ハーバー餡を包んだ「横濱ハーバー ダブルマロン」が看板商品となっています。
回答者からは「美味しいし、横浜以外でみかけないから」(千葉県/40代女性)、「何回食べても飽きない美味しいお菓子だと思います」(神奈川県/60代女性)、「パッケージがハイカラでおしゃれだったので」(福島県/40代女性)という声が上がっています。
第1位:崎陽軒「昔ながらのシウマイ」
第1位に輝いたのは、崎陽軒「昔ながらのシウマイ」でした!
創業115年の老舗・崎陽軒は、横浜駅の小さな売店からはじまりました。初代社長である野並茂吉さんが横浜名物を作ろうと考え、1928年に豚肉と干帆立貝柱を混ぜ合わせた冷めてもおいしい「シウマイ」が誕生。
揺れる汽車の中でもこぼさず食べられるよう、小ぶりな一口サイズとなっています。「シウマイ弁当」に入っているシウマイも同じものです。
回答者からは「自分で買うくらい好きなのでもらったらうれしい」(静岡県/40代女性)、「横浜に詳しくない私でも知ってるから。家族全員で食べやすい」(千葉県/20代女性)、「お土産といえばお菓子が多いので目先が変わって良い」(広島県/30代女性)という声が上がっています。
また「その他」の回答として「シウマイ弁当」も挙げられており、人気の高さがうかがえます。
※回答者のコメントは原文ママです
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この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。