50歳男性、無職。年収80万円の母親と実家で2人暮らし。現在の総貯金額は?

All About編集部は、実家暮らしに関するアンケート調査を実施。現在、実家暮らしをしている人を対象に、生活費の内訳や実家暮らしを選んでいる理由などを聞き、その実態に迫りました。本記事では、50歳男性のエピソードを紹介します。


経済的な理由、離婚、離職、休養……実家暮らしには、さまざまな事情があるようです。中には、介護のために実家に戻り、家族の生活のサポートを始めたという人もいます。

All About編集部は、2023年5月29日~6月12日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、愛媛県今治市在住・50歳男性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:50歳男性
在住:愛媛県今治市
家族構成:親1人、自分
世帯年収:母親80万円
実家の間取り:1軒家3K
職業:無職
 

毎月の生活費や貯金額は?         

実家に入れている生活費:10万円
毎月の交際費:5000円以下
毎月のお小遣い:1万円以下
毎月の貯金額:0円
貯金総額:4600万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2021年)」によると、35~59歳男性の1カ月の平均消費支出は18万9753円です。そのうち、住居費の平均は2万9396円。ただし、家賃などは地域や条件によって異なるため、住居費を除いた16万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出る予定の有無を聞くと「どちらともいえない」と回答。その理由として「5月をもって父親の介護に手が掛からなくなったが、将来母親もどうなるか分からないため、今敢えて実家を出なくても良いのではないかと考えたりしています」と話してくれました。
 

介護のため実家暮らしに。一方で「独り身がわびしく感じ始めた」と吐露

実家暮らしを選んだ具体的な理由を聞くと「約4年前から要介護の祖母の介助を手伝うことが実家暮らしのきっかけに。その後、実父も要介護状態となり、そのまま実家暮らしが続きました」と、家族の介護をきっかけに実家に住み始めたことを明かしました。

現状、恋愛や結婚願望があるかどうかも聞いてみると「どちらともいえない」と回答。その理由として「父親の介護に時間や気持ちがむいていたうちは自分のことはどうでもよかったのですが、少し落ち着くと独り身がわびしく感じ始めました」と、胸の内を話してくれました。

実家暮らしで苦労しているのは「自分のリズムで生活ができないこと。衣食とも同居の家族に合わせること」なのだそうで、共同生活にフラストレーションがたまる場面もあるそうです。家族の介護に尽力してきた回答者の苦労がうかがえます。


※回答者のコメントは原文ママです
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた

  • 「婚活」の落とし穴

    「男らしさ」がしんどい若者たち。「女性より稼いで当然」「デートもリードすべき」と言われても

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    危機管理のプロが警告! 中学受験で“御三家”を目指す親子が知っておくべき「学歴エリートの落とし穴」

  • 世界を知れば日本が見える

    深刻な少子化に苦しむ「中国」と対照的に、今こそ「一人っ子政策を導入すべき」といわれる2つの国とは