最近では、バラエティ番組などで出身地をアピールして活動をしている芸能人が多くいます。一方で、あまり地元のイメージがなく、出身地が分かりにくい芸能人も。
All About編集部は6月12日~7月11日、全国10~60代の421人を対象に「茨城県出身の芸能人」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、実は「茨城県出身」と聞いて驚いた芸能人ランキングを紹介します。
2位:渡辺直美
2位は、お笑い芸人や俳優として活躍する渡辺直美さんでした。渡辺さんは、台湾生まれで茨城県石岡市育ち。テレビ番組で披露した世界的に有名な歌手・ビヨンセのものまねで一世を風靡(ふうび)します。印象的なキャラクターで人気となり、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「いいとも少女隊」や、『ピカルの定理』(フジテレビ系)への出演で大ブレーク。バラエティ番組には、欠かせない存在にまで成長します。
現在は海外を中心に活動し、Instagramのフォロワー数は2023年7月17日時点で997万人を突破。インフルエンサーやモデルとして活動することが多く、茨城県出身のイメージが薄いのかもしれません。そんな渡辺さんですが、2022年には「台湾いばらき宣伝大使」に就任したことが公表されています。
回答者からは、「茨城出身ではなく首都圏だと思っていました」(30代女性・北海道)、「今は海外でも活躍されているし、地方出身というイメージがなかった」(50代女性・青森県)、「世界の直美のイメージが強い」(60代女性・北海道)などの意見が寄せられました。
1位:栗山千明
1位は栗山千明さんでした。栗山さんは茨城県土浦市の出身で、幼少期からジュニアモデルとして活動を開始。1999年に公開された映画『死国』で俳優としてデビューすると、透明感のあるビジュアルと演技力ですぐに注目を集めます。2000年には『バトル・ロワイヤル』、2003年には『キル・ビル Vol.1』など話題の映画に出演し、世界でも注目される俳優に成長。
ドラマでは、『ATARU』(TBS系)、『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)、『遺留捜査』シリーズ(テレビ朝日系)など、さまざまな作品に出演し、演技派俳優として人気を得ています。2023年7月7日からは、テレビ東京系のドラマ25『晩酌の流儀2』で主演を担当中。都会的な雰囲気のある栗山さんが、茨城県出身だと聞いて驚いた人が多くいました。
回答者からは、「田舎出身というイメージがない」(30代女性・福井県)、「芸能界で活躍しているし、田舎の訛りがなく、出身地のアピールがなかったので」(30代女性・栃木県)、「都会的な感じがするので、茨城県出身だと感じない」(50代女性・茨城県)などの意見が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。