6月30日に事務所脱退を表明したYouTuberのがーどまんさんが7月4日、『事務所を脱退した全ての真実を話します』と題した動画を公開。担当税理士との音声データなども開示し、波紋が広がっています。
「コロナで少し引っ張りましょう」
がーどまんさんは納税するお金は用意していたが、担当税理士の方で申告する業務が間に合わないとのことで、新型コロナウイルスの災害延長を使いたいと提案を受けたと話します。なお、この話しはCarry Onの代表取締役である高田樹さんにも「確認をさせていただいて」と担当税理士が話す音声データが公開され、3日にCarry Onが公表したプレスリリース内の「税理士とのやり取りはクリエイターが主体となって行い」とは異なると指摘。この件以外でも税理士とのやりとりは高田さんが進めていたと話しています。
また、本来は2022年9月30日が2期分の税金申告期限だったものの、その期日を過ぎても担当税理士が申告しなかったため、がーどまんさんは税理士を変え、新任の税理士が申告する直前で国税庁による査察が入ったと経緯を明かしました。
動画では、当時の担当税理士から「コロナで少し引っ張りましょうという延長しましょう」などの提案があった音声のほか、今後延滞税が発生した場合は「税理士賠償保険というのがありまして 訴えてくださればそれが認められると思う」「おいくらだったら許していただけると言いますか」などといった、自分たちの非を認めるとも思われるやりとりも公開されました。
「めげずに頑張れ」声援続々
この動画を視聴したファンからは、「これが真のチャンネルがーどまん」「めげずに頑張れ」「ちゃんと真実を伝えて貰えて視聴者を不安にさせないがーどまんは本当に尊敬」「また楽しい動画をいつまでも待ってます」など、多くの声援が寄せられています。中には、「辛い時や苦しい時には、いつもがーどまんの動画に助けてもらってるのに、がーどまんが困ってる時に力になれないのが悔しい」という声も上がりました。
がーどまんさんは動画の最後で、「大人を信用しすぎて ファンの皆さんや国税の方にご迷惑おかけしまして自分も反省します」と謝罪。今後、元事務所であるCarry On、そして当時担当していた会計事務所とどう解決に向かうのか、あるいは法廷で闘うことになるのか。がーどまんさんのファンだけでなく多くのクリエイターたちが本件に注目しています。