テント設営や食事の準備をすることなく、手軽にキャンプを楽しめる「グランピング」。近年、日本でもブームが巻き起こり、全国各地にグランピングスポットが誕生しています。
All About編集部では6月26~28日、全国の10~70代の500人を対象に「夏休みに行きたい都道府県」に関するアンケート調査を実施。その結果から本記事では「グランピングで行きたい都道府県ランキング」を発表します!
3位:山梨県
3位にランクインしたのは「山梨県」。
アンケートでは「富士山を一望できるグランピング施設があるので、映える風景を眺めながらくつろぎたいです(30代女性/千葉県)」「富士山や河口湖のふもとでグランピングができたら楽しそうだから(20代女性/静岡県)」など、富士山に関するコメントが多く寄せられました。
富士五湖(河口湖、山中湖、精進湖、西湖、本栖湖)の周辺では、雄大な富士山を間近に感じながらグランピングを楽しめるのが魅力。リーズナブルな価格で日帰りキャンプを楽しめる「小田急山中湖フォレストコテージ」(山中湖村)などの施設から、ホテルのような空間が魅力の「星のや富士」「PICA Fujiyama」(共に富士河口湖町)まで、さまざまな施設がそろっています。
また、八ヶ岳や南アルプスの山々を望める北杜市周辺も人気のエリア。4月に清里エリアでオープンした「BUB RESORT Yatsugatake」(北杜市)など、親子で楽しめるアクティビティを提供している施設もあります。
そのほか「『ゆるキャン△』のキャンプのイメージが強い山梨県は、やはり本場の雰囲気があります(20代女性/長野県)」というコメントも。女子高生たちのアウトドア体験を描いた漫画『ゆるキャン△』には、山梨県に実在するキャンプ場が登場します。同じ場所でキャンプができたら楽しそうですね!
2位:北海道
2位は「北海道」。
アンケートでは「北海道の素晴らしい景色と自然の中でグランピングがしてみたいです(50代女性/静岡県)」「食べ物もおいしいし、夏は涼しいから(20代男性/千葉県)」「星空と大自然を満喫したいです(40代女性/その他)」「帯広市に新しくできたグランピング施設が気になっている為(30代女性/北海道)」などの声が上がりました。
大自然に触れられるアクティビティや、新鮮な食材を使ったご当地グルメなどが人気の北海道。羊蹄山を望むニセコエリアから、十勝連峰を眺められる富良野エリア、世界自然遺産に数えられる知床エリアまで、道内のあちこちに魅力的なグランピング施設がオープンしています。
中でも話題なのが、2022年7~9月の「じゃらんnetで売れた宿ランキング 北海道エリア」(10室以下)で1位に選ばれた「知床ヴィラホテル フリーズ」(斜里町)。また、3月にオープンした球場・エスコンフィールドHOKKAIDOと隣接するグランピング施設「BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR」(北広島市)も注目を集めています。
1位:長野県
1位に選ばれたのは「長野県」でした!
アンケートでは「高原が多く、グランピングの施設が多いため。また、景色も綺麗であるため(30代女性/奈良県)」「軽井沢で涼しく過ごしたい(30代女性/東京都)」「夜空が綺麗に見れて現実離れできそうだと思いました(30代男性/千葉県)」「八ヶ岳あたりの高原でグランピングしながらワインを飲みたい(40代女性/沖縄県)」などの声が寄せられました。
標高2000~3000メートル級の山々が織りなす壮大な風景や、澄んだ夜空に輝く満天の星を楽しめる長野県。中央アルプスと南アルプスを眺めながらグランピングを楽しめる「THE GLAMPING PLAZA アルプスBASE」(飯島町)や、雲海を楽しめる「SORA GLAMPING RESORT」(山ノ内町)など、長野県ならではの風景を楽しめる施設が人気を集めています。
また、内装や設備にこだわったラグジュアリーな施設も。キッチンやリビングも付いたコンドミニアム型の施設「GREEN SEED 軽井沢」(軽井沢町)や、フィンランド式のプライベートサウナが楽しめる「From P」(白馬村)など、非日常を体験できると話題のスポットもあります。
以上、「グランピング」で行きたい都道府県ランキングTOP3でした。本記事ではご紹介できなかった施設もたくさんあるので、気になるスポットがある人は調べてみてくださいね。
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