新型コロナウイルスの流行に伴う行動制限が緩和されてきた昨今。大学では学生団体の活動が復活し、学園祭も対面形式で開催するところが増えてくるなど、コロナ禍前のにぎわいを取り戻しつつあるようです。
All About編集部では6月6~19日、全国の10~70代の男女500人を対象に「東京都の大学」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から「楽しい大学生活が送れそうな大学」ランキングを発表します。
2位:青山学院大学
2位にランクインしたのは、“青学”の愛称で親しまれる青山学院大学。
青山学院は1874~1879年にかけて開校した「女子小学校」「耕教学舎」「美會神学校」を源流とするキリスト教系の教育機関で、1949年に現在の青山学院大学が誕生しました。
同大学には文学部、経済学部、法学部など11学部が設置されており、文系学部の多くは青山キャンパス(渋谷区)に所在。華やかな見た目のキャンパスや表参道や渋谷に近い立地を受けてか、リクルート進学総研が2022年7月に実施した「進学ブランド力調査2022」では、関東・東海エリアの高校生によって「おしゃれな大学ランキング」1位に選ばれています。
学生の課外活動も盛んで、体育会部活動では「箱根駅伝」で2015年以降6回の優勝に輝いた陸上競技部をはじめ、50部が活動中。公認のクラブ・サークル数は音楽、文化、スポーツなどの分野で100を超え、毎年秋に行われる「青山祭」や、相模原キャンパス(神奈川県相模原市)で開催される「相模原祭」などで日頃の成果を発表しています。
アンケートでは「キラキラしたキャンパスライフを送れるイメージがあるから(30代女性/神奈川県)」「サークルがたくさんありそうだし、留学制度が整っていそうだから(30代女性/神奈川県)」「アナウンサーや芸能人が多く華やかな印象があるから(40代女性/東京都)」「立地がよく、生徒数が多く、様々なイベントがありそうなので(40代女性/神奈川県)」などのコメントが寄せられました。
1位:早稲田大学
1位に輝いたのは、“早大”の愛称で親しまれる早稲田大学でした。
政治経済学部、法学部、文学部、商学部のほか、3つの理工学部やスポーツ科学部など合計13の学部を有する早稲田大学。学生たちは新宿区にある早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパスをはじめ、さまざまな地域で研究活動に励んでいます。
学生主体の課外活動が盛んなことでも知られる同大学では、3000を超える学生団体(大学非公認の団体も含む)が活動中。春の新歓活動シーズンには非常に多くの団体が新入生の勧誘に精を出し、キャンパス中がにぎわいます。
また、毎年秋に開催される「早稲田祭」や、理工学部による「理工展」、所沢キャンパス(埼玉県所沢市)で開催される「所沢キャンパス祭」などのイベントも魅力。野球やラグビーなどのスポーツでは、早稲田大学と並んで“私学の雄”と呼ばれる慶應義塾大学と対戦する「早慶戦」が大きな盛り上がりを見せます。
アンケートでは「学問だけでない、幅広い活動ができるイメージだから(30代女性/東京都)」「個性豊かな人達に出会えそうなので、刺激になると思う(40代女性/福島県)」「勉強もスポーツも、学生生活を楽しんでいるイメージがこの大学にあると思ったから(40代男性/静岡県)」「学校などのイベントやスポーツの応援など楽しそうだから(40代男性/愛知県)」などのコメントが寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
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