東京都に本部を置く大学は何校あるでしょうか？ 答えは国公立・私立併せて144校。都道府県別の大学数で見ると、1位が東京都、2位が大阪府（58校）となっています（※文部科学省 令和4年度「学校基本調査」より）。
そこでAll About編集部では6月6日～6月19日、全国の10～70代の500人を対象に「東京都の大学」に関するアンケート調査を実施。その結果から、本記事では「優秀な学生が多そうな大学」ランキングを発表します。
2位：早稲田大学
2位にランクインしたのは、新宿区、中央区などにキャンパスがある早稲田大学でした。
「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を教育理念とし、多彩な学びの場を提供している同大学。専攻分野を問わず特定のテーマを追求できる「全学副専攻制度」や海外留学プログラム、企業や自治体と連携した研究活動や提携講座などを実施しており、IT企業やメーカー、コンサルティング会社、銀行、マスコミなどの大手企業や地方自治体に多くの卒業生を送り出しています。
文芸界でも、角田光代さん、三浦しをんさん、朝井リョウさんら直木賞作家や、在学中に芥川賞を受賞した綿矢りささんなど、多くの卒業生が活躍中。また、ノーベル文学賞の受賞が期待される作家・村上春樹さんも同大学を卒業しています。
アンケートでは、「偏差値が高く、卒業後大企業で活躍してる人が多い（20代女性／神奈川県）」「単純に相当勉強しないと入学困難であるので、努力する力や問題解決する力を備えている割合が高そうだから（30代男性／北海道）」「今まで研究者として知り合った優秀な方々がご卒業された大学でした（30代女性／東京都）」「テレビで活躍しているインテリ芸能人も多数卒業している大学だから（20代男性／埼玉県）」などのコメントが寄せられました。
1位：東京大学
1位に選ばれたのは、文京区、目黒区などにキャンパスがある東京大学でした。
「世界的視野をもった市民的エリート」の育成を教育理念とし、独自のカリキュラムを設定している同大学。1、2年生で教養教育（リベラル・アーツ教育）を受け、基礎的な知識と学術的な方法を身に付けた後、3年生から学部に分かれて専門的な研究を行います。
卒業生はコンサルティング会社や銀行、総合商社や広告代理店などの大手企業のほか、官公庁など多岐にわたる分野で活躍中。また起業する学生も多く、宇宙ビジネスを手掛ける「Pale Blue」や、自動運転技術などの開発を手掛ける「先進モビリティ」など、大きな可能性を秘めた「東大発ベンチャー」が続々と登場しています。
アンケートでは「国家公務員や大企業の役員に多い卒業大学だから（40代女性／神奈川県）」「官僚や政治家、起業家などを多く輩出しているから（20代男性／岐阜県）」「やっぱり発想が違うというかすごいなと思います（50代女性／東京都）」「勉強をしっかりやってというよりは、勉強にプラスして地頭の良さも兼ね備えている最強者のイメージがあるため（50代男性／千葉県）」などのコメントが寄せられました。
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