Z世代が「古い」と感じる仕事の価値観 2位は「新人は誰よりも早く出社して遅く帰る」、1位は?

クラウドERP「ZAC」を提供するオロは、知的サービス業に携わるZ世代を対象に、残業時間に関する調査を行いました。Z世代が古いと感じる仕事の価値観1位は?

クラウドERP「ZAC」を提供するオロは6月21日、知的サービス業(IT・広告・コンサルティング)に携わる18~29歳のZ世代906人を対象に「残業時間」に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査期間は、3月17~24日です。
 

Z世代が「古い」と感じる仕事の価値観の1位は?

古いと思う「仕事」に関する価値観上位3つ

Z世代が「古い」と感じる仕事の価値観の1位は「上司より先に帰ってはいけないという暗黙のルール(82.8%)」でした。次いで2位「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る(79.9%)」、3位「残業時間は長い人ほど頑張っている(71.7%)」と続きます。Z世代はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視し、生産性の低い慣習的な働き方を避ける傾向があるようです。
 

残業の有無が気になる理由は「プライベートの時間が減る」がトップに

残業の有無が気になる理由

就職・転職先を考える際、合わせて82.3%の人が新たな職場での「残業の有無」に関心を示すという結果になりました。特にZ世代にとって、残業があるか否かは、職場を選ぶ際の重要なポイントとなっていることが分かります。

残業の有無が気になる理由は、「プライベートの時間が減ってしまうから(77.4%)」が最多。Z世代は、プライベートの時間を大切にする傾向が強いようです。次いで「決められた時間以上に働きたくないから(39.1%)」「残業規制が整っているかで健全さがわかるから(24.3%)」が続きました。
 

残業時間は「少ないと思う」が約4割。自由時間は趣味や睡眠に使う

「残業がない」、もしくは「少ない」分、自由な時間を何に使っているか

現在の残業時間については「少ないと思う(44.3%)」と回答した人が最多でした。また、残業がない・残業が少ないことで生まれた自由時間の使い方としては、「趣味」が66%でトップに。続いて、「睡眠・休息(61.2%)」「家族や恋人と過ごす(42%)」となりました。
 
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