多くの若手俳優が、ドラマや映画だけでなくCMなどでも大活躍中。まもなく始まる夏ドラマや映画でも主演を務めている若手俳優が多く、楽しみにしているファンも多いのでは。
All About編集部は5月29日~6月17日、全国10~60代の427人を対象に「25歳以下の若手俳優」に関する独自アンケートを実施しました。今回はその中から、元テレビ局スタッフの筆者が「演技がうまいと思う25歳以下の若手女性俳優」ランキングを紹介します。
2位:芦田愛菜
2位にランクインしたのは、2004年6月23日生まれの芦田愛菜さんです。3歳から活躍する芦田さんは、2010年放送のドラマ『Mother』(日本テレビ系)での演技が認められ、翌2011年放送のドラマ『さよならぼくたちのようちえん』(日本テレビ系)で主役に抜てきされます。当時6歳だった芦田さんは「史上最年少のドラマ主演」として大きな話題に。さらに、同年放送の大ヒットドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)でも主演を担当。あどけない笑顔と、卓越した表現力で天才子役として国民的な人気を獲得します。
映画『うさぎドロップ』『阪急電車 片道15分の奇跡』など、ドラマ以外の作品の演技も認められ、「日本アカデミー賞新人俳優賞」「ブルーリボン賞新人賞」などを受賞。その後もコンスタントに作品へ出演し、各年代で光る演技を見せ続けています。
2023年7月からは、話題のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)に出演予定。CMやバラエティ番組にも多く出演し、いま注目される若手俳優の1人となっています。
アンケートの回答者コメントを見ると、「長年の経験が積み重ねられているから」(千葉県/40代女性)、「いろんな役でもこなせる。小さい時から上手い」(滋賀県/40代女性)、「小さい頃からずっと出てるだけあって演技がナチュラル」(沖縄県/20代女性)といった声が寄せられています。
1位:広瀬すず
1位は、1998年6月19日生まれの広瀬すずさんです。2012年にファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルとして芸能活動をスタートすると、かわいらしいルックスですぐに人気を獲得。俳優としては、2013年に『謝罪の王様』で映画デビューし、2015年には『学校のカイダン』(日本テレビ系)で連続ドラマの初主演を果たします。
さまざまな作品に出演した広瀬さんの演技力が特に認められたのは、2015年公開の映画『海街diary』です。異母の姉たちと心を通わせる難しい役ながら、鮮烈な演技で見事に浅野すずを表現。その後は、大ヒットした『ちはやふる』シリーズや『怒り』『流浪の月』など映画作品で高い演技力を見せ続けます。ドラマでは、2018年放送『anone』(日本テレビ系)の主演や、2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』のヒロインなど話題作に出演。
2023年に入ってからは、『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)や、映画『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』『水は海に向かって流れる』で主演を務めるなど、大活躍中。さらに、映画『キリエのうた』『片思い世界』の公開を控えるなど、国民的な人気を獲得しています。
アンケートの回答者コメントを見ると、「ギャグもできておもしろい」(愛知県/30代女性)、「もっと続きを見たいと思わせてくれる演技をしてくれるから」(埼玉県/20代女性)、「感情の起伏が激しい役でも見事に演じ切るから」(青森県/20代男性)といった声が寄せられています。
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この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。