不用品をフリマアプリで売る際、どのアプリを使うかの判断材料の1つが販売手数料です。これは商品が売れ際に支払う手数料で、基本的にはどのフリマアプリでも設定されています。メルカリの場合は販売価格の10%なので、他のフリマアプリと比較して「高い」という声をよく聞きます。
この記事では、各フリマアプリの販売手数料を比較しつつ、メルカリの販売手数料を安くする方法を紹介します。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションやの魅力を伝えている。
フリマアプリ3社の手数料を確認
まずはメルカリ、PayPayフリマ、楽天ラクマの販売手数料を確認してみましょう。※いずれも税込
メルカリ:10%
PayPayフリマ:5%
楽天ラクマ:商品価格の4.5~10%
比較するとPayPayフリマが1番安いことが分かります。メルカリの半分なので、出品するならPayPayフリマがお得なのですが、悩ましいのは市場規模。メルカリと比較すると出品数やユーザー数に差があるので、「売りやすさ」の観点ではメルカリに軍配が上がってしまうのです。
ただ、話題性のある商品や一定のニーズが長く続いているような商品は、どのフリマアプリに出品しても売れやすので、メルカリにこだわる必要はないと筆者は考えています。手数料が安いPayPayフリマに出品した方が、出品者に大きなメリットがあるといえます。
このようなフリマアプリの特性を踏まえて使うアプリを選ぶことになりますが、メルカリを使うならやはり販売手数料は下げたいもの。その方法を解説していきます。
6時間限定「ハッピーアワー」
メルカリの手数料は、取引が終わった時点で売上金から引かれます。この金額を直接的に減らす方法は、筆者が知る限りありません。しかし、その時は手数料が安くならなくても、後日ポイントで還元されるキャンペーンは不定期で行われています。
6時間限定「ハッピーアワー」もその1つ。不定期のキャンペーンで、夜の18時から日付が変わる時刻の間に出品をして、6時間以内に売れると販売手数料が50%還元されます。※還元ポイントの上限は1000ポイント
参加するには、エントリーが必須となります。メルカリアプリの「お知らせ」にこのキャンペーンの通知が来たら、ぜひエントリーしてみては。
第3日曜日の「出品ハッピーサンデー」
毎月第3日曜日は、「出品ハッピーサンデー」です。販売価格の50%分が還元されます(ポイントの有効期限は、付与日を含め14日)。こちらも6時間限定「ハッピーアワー」と同じく、キャンペーンのお知らせを受け取り、エントリーをすれば参加できます。
詳しい条件は、以下です。
・キャンペーンページからエントリーをする
・出品期間中に1つ以上新規出品を完了する(下書きに保存した商品を期間中に出品するのも新規出品)
・出品期間中に新規出品した商品が、出品期間開始から1週間の間に売れる
ただし、出品期間前に出品した商品の編集、公開停止から出品中に変更するのは対象外です。またメルカリShopsへの出品も対象外となります。
「出品ハッピーサンデー」は9月まで毎月行われますが、もしかしたら、10月以降も同様のキャンペーンがあるかもしれません。お知らせが届いたら、その日のうちに出品をしてみましょう。
8日は「出品の日」で販売手数料50%還元に
メルカリのクレジットカード「メルカード」の利用者であれば、毎月8日は販売手数料が50%還元になります。上限は3000ポイントです。
詳しい条件は、「出品ハッピーサンデー」と同じです。
・キャンペーンページからエントリーをする
・出品期間中に1つ以上新規出品を完了する(下書きに保存した商品を期間中に出品するのも新規出品)
・出品期間中に新規出品した商品が、出品期間開始から1週間の間に売れる
ただし、出品期間前に出品した商品の編集、公開停止から出品中に変更するのは対象外、そしてメルカリShopsへの出品も対象外となります。
「出品の日」キャンペーンは今後も行われるか名言はされていませんが、これまでも毎月8日が出品の日となっていたので、おそらく同じように販売手数料が還元されるのではないでしょうか。
メルカリの販売手数料を減らすには、このようなキャンペーンを活用することがおすすめです。お知らせが届くことが最初の条件になるので、メルカリの通知は確認しておきたいですね。