子宮頸がんの手術を受けた人気YouTuberきりまる、女性ファンに検診の大切さを訴える「定期的に検査して」

人気YouTuberのきりまるさんが、5月6日と16日に動画を更新。子宮頸(けい)がんの手術を受ける前と受けた後の動画を公開し、「これを機に産婦人科に行こう、定期検診しようって思いました」など、大きな話題を呼んでいます。(サムネイル画像出典:きりまるさん公式YouTubeチャンネルより)

人気YouTuberのきりまるさんが5月6日と16日に、自身のYouTubeチャンネル「きりまる」で動画を更新。子宮頸(けい)がんにかかったという告白と、手術を受けたことを報告しました。
 

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「少しでも女の子に届いたらいいな」

きりまるさんは、動画の冒頭で「全女の子に向けて伝えたい」「少しでも女の子に届いたらいいな」と話し、子宮頸がんのCIN(高度異形成・上皮内がん)の状態にあり、手術を受けることになったと明かしました。
 

生理痛がひどく子宮内膜症の診断も受けたきりまるさんは、低用量ピルを長期間服用していることを告白。前回の検査から1年がたったため、内診と子宮頸がんの検査をしたところ、CIN2のグレードであることが判明し、さらに3カ月後の定期検査でCIN3に移行したため手術が決まったと言います。
 

手術方法は子宮の一部のみを切除する「円錐切除術」と、レーザーを用いた「子宮頚部レーザー蒸散術」の2つがあり、早産などのリスクも踏まえた上で「円錐切除術」に決めたと語りました。
 

きりまるさんは動画内で、子宮頸がんは20~30代の若い人がかかりやすいと話し、「誰がなってもおかしくないもの」「生理痛が重い人は子宮内膜症のリスクがある」「症状がなくても産婦人科に受診してみて 定期的に検査をして」と、女性に向けて強く訴えました。
 

「ひさびさこんな苦痛を感じた」

16日の動画では、2泊3日の手術と入院から自宅に戻ってきたことを報告。入院中、ずっと寝ていたこともあり「人ってこんなむくむん?」と笑いながら話しています。帰宅してもまだ全身麻酔の影響で、頭の中がぼーっとすると言うきりまるさん。
 

術前に点滴できる血管がなかなかなく、計4回も注射針を刺し直されたことや、術後は尿道カテーテルを挿入されており、「ひさびさこんな苦痛を感じた」と振り返りました。
 

コメント欄には、「無事に手術終わって退院できてよかった!」「自分の体を大切にね!」ときりまるさんの体調を案じる声のほか、「きりまるちゃんの前回の動画を見て、私も病院で検査をしてきました!」「2年前に検診したっきりだったので、前回の動画を見てすぐに予約しました!」など、実際に病院へ足を運ぶ人や、診察予約をしたという人の声も寄せられました。
 

6日に公開された動画は再生数100万回を超え、16日に公開した動画も60万回以上と、大きな話題を呼んでいます。また、元看護師というキャリアも生かし、病気についても動画内で詳しく説明しています。気になる人は、ぜひ動画をチェックしてくださいね。
 

 

 


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