2023年夏季賞与・一時金「東証プライム上場企業」は1.5%増
2023年夏季賞与・一時金の支給水準は、東証プライム上場企業118社の全産業区分で79万4008円であり、前年同期に比べ1.5%増加しました。産業別に分析すると、製造業は2.3%増加し、非製造業は1.9%減少という傾向が見られます。
2023年夏季賞与・一時金の支給月数は、全産業の121社の平均で2.48カ月でした。同じ企業を比較すると、前年同期の2.46カ月より0.02カ月増加しています。最も多い支給月数は3.73カ月で、前年同期の4.09カ月より少なくなりましたが、最も少ない支給月数は1.50カ月で前年同期と変わりませんでした。
「夏季賞与・一時金妥結額」はコロナ禍を経て回復傾向。増加率は鈍化
夏季賞与・一時金妥結額は、各年の4月時点で集計したところ、2019年の74万3588円(前年同期比0.7%増)まで上昇傾向にありましたが、コロナ禍の影響で2021年は71万397円(同2.5%減)となり減少しました(2020年は未実施)。
その後、2022年に76万5888円(同6.5%増)と大幅に増加し、2023年も引き続き79万4008円(同1.5%増)と増加が続きましたが、増加率は減少しました。
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