All About編集部では、3月30日~4月7日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
世帯年収600万円の4人家族「子育て費用の増加や物価高で厳しい状況に」
子どもが2人の4人家族で、夫の年収500万円、妻の年収が100万円。現在の生活について、「子供が成長すると共に必要な経費が増えてきますが、働いていただけるお給料はなかなか上がっていないのが現状です」とコメント。
また、「コロナ禍での仕事の減少や物価やガス代、電気代の値上がりで日々の生活は節約だけでは厳しい状況になってきており、仕事を増やそうと考えています。子供達にはなるべく苦労をかけないように頑張りたいです。世の中が格差の広がりが大きくならないことを願いたいです」と話します。
家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?
■埼玉県鶴ヶ島市、43歳女性世帯の場合収入:夫500万円、妻100万円
家賃:8万1000円
間取り:2LDK
食費:6万円
交際費:1万円
電気代:1万5000円
ガス代:1万5000円
水道代(2カ月での請求額):7000円
通信費:携帯夫1万4000円、妻・子ども1万8000円、インターネットWi-Fi8000円
車:ガソリン代4500円、保険年間約4万円
その他:子どもの習い事代2万3500円、子どもの学習代1万1500円
現在行っている家計のやりくりのポイントを聞くと、
・1週間分の献立を考えてから、なるべく安いところで週に1度まとめて買う
・お肉は大量に購入し、1回に使う量ずつ小分けにして冷凍する
・大きな野菜を買い、さまざまな用途を調べて調理する
・エアコンは風向きを下に向け、部屋の中で風が巡回しやすいように使用する
と教えてくれました。
今後については、「現在は銀行に貯金をしているだけですが、銀行に預けているだけでは増えることはないので、お金の勉強をして少しでも将来お金が増える方法での貯蓄を考えて実行していきたいと思います。子供達の学費や老後の費用などもっと勉強していきたいです」と話しました。
※回答者コメントは原文ママです
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