豆腐なのに豆腐に見えない! 「BEYOND TOFU」シリーズ
『機動戦士ガンダム』とコラボレーションした「ザクとうふ」を大ヒットさせたのが2012年。その後も「とうふそうめん」や「ひとり鍋シリーズ」など、豆腐の新しい食べ方を提案する相模屋食料。2018年には「BEYOND TOFU(ビヨンドとうふ)」シリーズを発売。”とうふを超えたおとうふ”をコンセプトに、低脂肪豆乳で作ったシュレッドチーズや、マスカルポーネのようなナチュラルとうふなど、意外性のある商品を発売し人気を集めています。
「うにのようなビヨンドとうふ」を、本物のうにと比較してみた
こちらが「うにのようなビヨンドとうふ」。最寄りのスーパーをいくつか回りましたが、どこも売り切れ・入荷待ちの状態でした。人気のほどがうかがえます……! そこで今回は楽天市場の公式ショップで他の商品と一緒に購入しました。
パッケージから出してみると、プリンのようなカップに入っていました。黄色味が濃く、極太フォントの「うに」の圧が強めです。
裏面には「うにのようなビヨンドとうふ」の食べ方が明記されています。そのままワサビじょうゆでも、軍艦巻きにも、パスタソースにしても良いとのこと。原材料のトップには、国内製造の「豆乳クリーム」。続いてうにピューレや魚醤、オイスターソースなどを合わせた「うに用調味液」が並んでいます。
見た目はちょっと色の濃い固めプリンといった感じ。ほんのりと磯の香りを感じます。スプーンですくってみると……?
とろっと滑らか! 「プルプル」というより「トロトロ」と例えた方が良さそう。すごく柔らかく固めた卵豆腐のような食感なのですが、味は限りなくうにっぽい! だしが効いていて、後味に潮の風味を感じます。
ここで用意したのが、本物の「うに」。オレンジ色で、表面につぶつぶ感があります。添加されているミョウバンが影響しているのか、本物のうには食べた後に多少の苦味があり、後から甘みが来ます。また、磯の香りというよりは、“生臭さ”と言った方が正しいかもしれません。
「うにのようなビヨンドとうふ」の方にはこうしたマイナス要素がなく、うにの良いところだけを集めたような味わい。あれ? 「うにのようなビヨンドとうふ」の方がうにっぽい……?
さらに驚いたのが、ワサビとしょうゆをのせて軍艦巻きにしたとき。「うにのようなビヨンドとうふ」はそのまま何もつけずに食べると卵豆腐の印象があるのですが、ワサビじょうゆと一緒に合わせると「うに感」がグッと増すんです。口の中に”海”が押し寄せ、鮮度の良いうにを食べているような印象に。頭が混乱し始めました。今回はスーパーのお得なうにと比べましたが、新鮮なうにとも比較してみたいです……!
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