2フロアに8つのスクリーンがある「109シネマズプレミアム新宿」。客席の一角がスペシャルシートになっていて料金が高いというのは今までもありましたが、全席4500円以上というのは……。しかし実際に足を踏み入れてみると、お値段相応、いやそれ以上に価値のある内容だったのです。
ポップコーンとドリンク飲み放題!
まず座席は全席ゆったりとした空間が確保されたプレミアムシート。一般的なシネコンと比べると最大で約2.3倍になっていて、本当なら約2000席入るところあえて752席しか設置しなかったという、スペースが非常にぜいたくなのがポイントです。4500円の「CLASS A」席はリクライニング機能とサイドテーブルを備えていて、鑑賞中のノイズを極力取り除くようカスタマイズされています。傘立・荷物置きも完備されていて、余計なことに気を取られず鑑賞できるのが魅力です。
そして上映前には「WELCOME CONCESSION」というホテルのロビー? はたまた航空会社のラウンジか? と見まごうばかりのラグジュアリーなスペースでくつろぐことができます。
驚くことにここに用意されているポップコーンとソフトドリンクは食べ放題&飲み放題! 上映中は自分の座席に持っていくことも可能です。ポップコーンにおいては、塩味とキャラメル味、それぞれ味がなじみやすいようにと豆の種類を変えているんだとか。そんなところにまで特別感が行き届いています。
最上級席「CLASS S」
さらに上のクラス・6500円の「CLASS S」席はというと、まず全シアターの中央列に配置されています。そしてCLASS Aのサービス・設備はもちろん、電動リクライニング機能やUSB式充電装置付きサイドテーブルが完備。隣の席とは仕切りもあり、より自分だけの空間が確保できる造りです。
そしてラウンジ・WELCOME CONCESSIONももちろん利用可能ですが、「CLASS S」の鑑賞客しか入れない、さらなるプレミアムラウンジ「OVERTURE」を用意。新宿エリアそして東京の街を望みながら映画に思いを巡らす……眺望が素晴らしいラウンジで、ゆったりした時間が流れています。こちらではアルコール類もサービス。
上映開始のチャイムまで“教授”が手掛ける
さて館内の音響は、残念ながら先日亡くなられた音楽家・坂本龍一さんが監修されました。よりリアルな音を追求した音響システムを導入。ラウンジで流れているBGMや上映開始のチャイムまで、全て坂本さんが手掛けられたそうです。またシアター6には正面スクリーンに加えて左右の壁面にも映像が投影される、3面ワイドビューシアター「ScreenX」を導入。内覧会では『トップガン マーヴェリック』が上映されましたが、自分もパイロットと一緒にコックピットの中から風景を見ているかのよう! エキサイティングな感覚でした。
映画館というと、自分の席の周りの環境に居心地が大きく左右される“座席ガチャ”が発生しがちですが、「109シネマズプレミアム新宿」ならその心配も少なそう。作品の世界にどっぷり浸りたい人、特におすすめです。
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109シネマズプレミアム新宿
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