神木隆之介がついに登場! キーマンは誰? NHK朝ドラ『らんまん』の見どころを元テレビ局スタッフが解説

神木隆之介さん主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』。元テレビ局スタッフが魅力や見どころを紹介していきます(画像出典:『らんまん』公式サイト)。

キーマンは万太郎の姉

また、キーマンになるのが万太郎の姉・綾です。女性が酒造りをしてはいけなかった時代、綾は稼業に並々ならぬ執着心を燃やします。「峰屋」の酒造りに幼少期から興味を抱き、それでも稼業を継げない運命に苦悩します。
 

そんな綾を演じているのは、演技派俳優の佐久間由衣さん。時代の移り変わりに翻弄(ほんろう)されながら、本当の自分を探す綾の揺れ動く心を見事に表現しています。今後、綾がどう成長していくのかもドラマの大きな見どころになっていきます。

 

神木さんの演技に注目、コミカル要素も楽しいドラマに

ここまで、放送されている分を中心に『らんまん』の魅力を紹介しましたが、4月17日からは本格的に神木さんが万太郎を演じています。第2章がスタートし、何よりも神木さんの演技に注目が集まります。
 

神木さんは、青年になっても植物にしか興味がない万太郎を不思議な魅力で演じています。透き通ったまなざしは、ピュアな万太郎にピッタリ。コミカルな演技も増え、クスリと笑える演出も幼少期編より増えています。

そして、ずっと行動を共にして兄弟のような存在の「竹雄」との関係も見どころです。志尊淳さんが演じる竹雄は、幼い時から万太郎のお目付け役として活躍。青年になってからも、自由な万太郎に振り回されながら、抜群のコンビネーションを見せます。今後、この2人が織りなすボケとツッコミのような空気感はドラマの重要なポイントになるでしょう。

第13話で登場した、万太郎の妻となるヒロイン・寿恵子も魅力的。浜辺美波さん演じる寿恵子は、元気で気風が良く今後の万太郎との恋の行方が気になるところ。植物にしか興味がなかった万太郎は、寿恵子に会った瞬間に一目惚れします。どう寿恵子と愛を育んでいくのか、見どころの1つになっています。

激動の時代に、自分の好きなことを信じて生き抜いた万太郎。爽やかな感動だけでなく、今の時代だからこそ見て共感し勉強することが多いドラマになっています。
 

まだドラマは序盤ですので、乗り遅れた人でも余裕で参加が可能。一緒に、躍動する万太郎の活躍に勇気をもらいましょう。



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