「イトーヨーカドー」が新たに14店舗を閉鎖、アパレル事業からも撤退

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは9日、傘下のイトーヨーカ堂が運営する総合スーパー「イトーヨーカドー」の店舗について、新たに14店舗を閉鎖すると明らかにしました。併せて、アパレル事業から完全撤退する方針も示しました。

「イトーヨーカドー」

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは9日、傘下のイトーヨーカ堂が運営する総合スーパー「イトーヨーカドー」の店舗について、新たに14店舗を閉鎖すると明らかにしました。併せて、アパレル事業から完全撤退する方針も示しました。
 

2026年2月末までに30店舗以上を削減

閉鎖対象となる14店舗の店名は未公表ですが、首都圏への店舗集約を加速させるとしていることから、それ以外の地域が対象になるものと思われます。同社は2023年2月末時点で126店舗ある店舗数を今後3年間で93店舗にまで減らすとしており、グループの主力であるコンビニ事業に経営資源を集中していきたい考えです。
 

また、グループ戦略の軸である「食」に注力するため、アパレル事業からの撤退も発表。イトーヨーカ堂では2022年にも出版大手・宝島社とタッグを組み、アパレルブランド「&STANDARD(アンドスタンダード)」を創設するなど挑戦を続けてきましたが、業績不振を断ち切れず、グループ発祥の衣料品事業から完全撤退するということです。

 

【おすすめ記事】
「イトーヨーカドー」と「イトーヨーカ堂」正しい店名はどっち? 【正解率64%】
「顧客満足度が高いスーパー」ランキング! 2位「業務スーパー」、1位は?【2022年】
「スイーツ」がおいしいと思うコンビニランキング! 2位の「セブン-イレブン」を抑えた1位は?
ヤフオク!とPayPayフリマ、商業施設やスーパーからの発送にも対応!
コストコ歴7年の主婦がリピ買いし続けるアイテム5つ


【関連リンク】
プレスリリース

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    見事なバランスに仕上がった『シンデレラ』を筆頭に、ディズニー実写映画の「ポリコレ」について考える

  • AIに負けない子の育て方

    多様化する中学受験…実施校が爆増した「新タイプ入試」「英語入試」に受かるのはどんな子か

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    日本人には日常すぎて衝撃! 外国人が「最高に素晴らしい!」と称賛する日本のいいところ厳選3

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた