ブランド品は「メルカリ」と買取店、どっちがいい? 違いやメリットを鑑定士に聞いた

ブランド買取店「なんぼや」の鑑定士、廣沼翼さんに、フリマアプリと買取店を比較したメリット/デメリットを聞いてみました。

鑑定士との会話で気付きが多い

直接鑑定士と話をすることで得られる知識がある

今回、筆者自身がなんぼやさんの店舗に行き、実際に鑑定をしていただいて、鑑定士の廣沼さんとの会話の中で気付きが多かったと感じています。取材だったこともありますが、例えばルイ・ヴィトンならモノグラムやダミエが人気、シャネルも根強い人気ということが分かりました。
 

また、お財布の小銭入れはできれば使わないほうが良いという情報を聞くことができました。これは会話があったからこその情報といえます。買取店に持ち込むと、鑑定士に査定をしてもらうだけではなく、このような話を聞けるチャンスがあります。
 

情報があれば、今後ブランド品を買うときの指標になりますし、偽物を買わないようにするための知識にもなります。実際に店舗に行くと、手間や時間、交通費がかかりますが、現場の人だからこそ分かる、なかなか得られない情報や知識を得る大切な機会と考えることもできます。
 

フリマアプリでブランド品を買うならリアル店舗があるショップで

フリマアプリでブランド品を買うときの注意点は?

フリマアプリでブランド品を買う場合、何が1番不安かというと、偽物を買ってしまうことではないでしょうか。出品者が偽物と分かっていて出品していることもありますし、出品者自身が偽物と気付いていないケースもあります。買う側も写真や商品説明で判断するため、真贋を見極めるのは難しいことも少なくありません。
 

ブランド品を安全に買うための方法の1つは、リアル店舗があるブランド買取店の出品物から選ぶことです。万が一偽物だったとしても、リアル店舗があるので逃げることはできません。メッセージ上の対応が悪ければ、店舗に行って対応してもらうことも可能になります。要するに逃げも隠れもできないからです。
 

例えば楽天ラクマならラクマ公式ショップが、メルカリならメルカリShopsがあります。ここでお店の情報を確認したり、場合によってはネットで検索してリアル店舗があるかどうかをチェックしましょう。
 

>次ページ:買取店とフリマアプリの使い分け
 

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