『罠の戦争』第7話 “鷲津”草なぎ剛vs“鴨井大臣”片平なぎさの直接対決に反響「さすがの演技」「見事すぎ」の声

2月27日に放送されたドラマ『罠の戦争』（カンテレ・フジテレビ系）第7話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります（画像出典：『罠の戦争』公式サイト）。

2023.02.28

草なぎ剛さん扮する鷲津亨が、息子の無念を晴らすべく巨大権力に立ち向かうドラマ『罠の戦争』（カンテレ・フジテレビ系）。2月27日放送の第7話では息子が歩道橋から突き落とされた事件の犯人が判明。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントととともに今後の見どころを紹介します。※「なぎ」は、弓ヘンに前の旧字の下に刀

第7話のあらすじ

幹事長・鶴巻（岸部一徳）を厄介払いしたい総理・竜崎（高橋克典）の計らいで、幹事長室付近の監視カメラ映像を見ることに成功した鷲津（草なぎ剛）。泰生（白取晴都）が転落した日の夜遅く、幹事長室に駆け込み翌朝まで密談していたのが厚生労働大臣・鴨井（片平なぎさ）だと知ります。

鷲津は鴨井から直接話を聞き、そのリアクションから息子・文哉（味方良介）を庇っていると直感。秘書の蛍原（小野花梨）や眞人（杉野遥亮）に協力を仰ぎ、文哉の居所を突き止めます。文哉とも直接会って真実を知った鷲津だが、鴨井を心から尊敬している妻・可南子（井川遥）にはなかなか言い出せず。

一方、眞人の兄の陳情をないがしろにしたのが自分だと言い出せずにいる鷲津は、罪滅ぼしの気持ちもあり、国会議員の立場を利用できるうちにできるだけ多くの困っている人たちを助けようと考えていました。眞人はそんな鷲津の姿を見て、秘書として支えていく決意を新たに。すべてを知る蛍原もまた、眞人を気にかけつつも恩義を感じている鷲津を支えるべく奮闘します。

泰生の事件に国会議員が関わっていることを匂わせた記事を熊谷が出すと、事件の発見者という女性が現れます。彼女を使って鴨井をおびき出すことに成功した鷲津は、事件に関わったすべての人物に報いを受けさせると糾弾。しかし、初の女性総理への道を選択した鴨井は息子を切り捨て、告訴でも何でもすればいいと言い切りました。

後日、熊谷が出そうとした真相を暴く記事は、上からの指示で差し替えられてしまい、続報は闇の中へ。裏で糸を引いている人物は間違いなく幹事長・鶴巻。鶴巻は鷲津を呼び出すと、足枷であった息子を切り捨て決意を固めた鴨井の成長に、今回の件が一役買ったと語ります。あと一歩のところでまたもや権力に屈してしまった鷲津。鶴巻はさらに、鷹野（小澤征悦）に鷲津をつぶすよう命じて――。

鷲津vs鴨井の直接対決シーンに釘付け

ようやく犯人と庇っている人物を突き止めた鷲津。しかし巨大な権力の前に、なすすべもなく再び窮地に。Twitterでは「これが永田町の現実か。力がモノを言う世界」「ぜんぶ幹事長の手のひらの上？」「幹事長は優しいふりして人を助けるたびに『チャンス！』ってなるの怖い」「ほぼ全員が敵になった！全く予想がつかない」「鴨井の息子、何か隠してそう」「タダでは潰されない鷲津が観たい！」などコメントが殺到。

また、「大臣との一騎打ち、見応えありすぎた。2人とも守りたい人、地位のために一心不乱さを演じるの上手すぎる」「片平なぎささんのさすがの演技。母としての葛藤からそれを抑えて政治家としての自分をとる瞬間の遷移が見事すぎ」など、鷲津と鴨井大臣の直接対決シーンに多くの反響が寄せられています。

鶴巻が本気で自分をつぶしにくると覚悟を決めた鷲津は、その前に鶴巻の権力を奪うだけのネタを入手すべく奔走します。一方、政権交代を目論む鶴巻は、自らの息がかかった鴨井を初の女性総理にしようと暗躍。現総理の竜崎は、鶴巻をけん制するため鷲津をバックアップへ。泰生の事件と渦中の鷲津は、巨大権力たちの政争の道具にされていくのでしょうか。鷲津の奮闘に期待です。