メルカリで「いいね!」が多数付くのに「洋服」が売れないのはなぜ? 原因と対処法を解説

メルカリで洋服を出品すると「いいね!」は付くものの、なかなか売れない……。原因を探りつつ、対処法を解説していきます。

メルカリで「いいね!」が付いても、すぐに売れないのはなぜ? 対処法は?

メルカリに出品しようと思ったら、多くの人は「まずは洋服」と考えるかもしれません。洋服なら誰でも持っていますからね。しかし「いいね!」は付くものの、なかなか売れない場合、どうすればよいのでしょう。原因を探りつつ、対処法を解説していきます。
 

「いいね!」が付いても、なかなか売れない理由

「いいね!」が付くと出品者としてはうれしいけれど……

メルカリの「いいね!」には「この商品が気になる」という意味合いがあり、ユーザーが自由に付けることができます。出品者としては、「気になってくれているんだな」と思えてちょっとうれしいですが、その後購入につながらないこともあり、なんだかモヤモヤしてしまうことも。なぜ「いいね!」は付くのに購入に至らないのか、考えられる理由を4つ紹介していきます。
 

1. 「いいね!」は「とりあえず」の感覚で付けている
メルカリで「いいね!」をするのは、商品が気になっていることも理由の1つですが、実は買う気があまりない場合でも付けることがあります。「とりあえず」に近い感覚になるので、「いいね!」をしたことを忘れてしまうこともあるかもしれません。ではなぜ「いいね!」をするのかというと、メルカリのマイページで一括管理ができるからです。同じような商品を並べて、価格や商品の状態を比較できます。再度商品を見たいときも、商品の検索をする必要がなくなるのです。ユーザーにとって商品を見やすくするための「いいね!」になると、購入につながらないこともあります。
 

2. 同じような商品が他に出品されている
衣類の場合、同じブランドの物、似たようなデザインの物などが次々に出品されることも少なくありません。「いいね!」をした人は、ブランドやデザインに着目して商品を探しているでしょうから、他に商品が出てくると、そちらに目移りしてしまうこともあります。同じ商品でも販売価格が安いものが出品されることもあるでしょう。商品の状態に大きな違いがなければ、価格が安い方を選ぶのは自然なことです。
 

3. 「いいね!」をした人の気が変わった
「いいね!」は、商品を見つけたその時に衝動的に付けてしまうこともあります。でも、瞬間的に「いいな」と思った気持ちが長く続かなければ、その後は商品のことはすっかり忘れてしまうこともしばしば。商品を見返すこともないでしょうから、「いいね!」を外すのを忘れている状態です。これも「いいね!」がされても、なかなか購入されないことにつながっていきます。
 

4. 季節がずれてしまった
商品を出品してから時間がたつということは、季節も変わってきてしまいます。特に衣類の場合は季節感が重要になってくるので、季節がずれると購入を見送ることもあります。例えば冬の終わりに冬物を出品すると、「いいね!」が付いても売れ行きが悪くなることもあります。
 

「いいね!」が付いても売れない衣類。どうすればよい?

「いいね!」が付いたとしても、すぐに売れない、あるいはなかなか売れない場合にはどうすればよいのでしょう。
 

■10%の値下げをする
メルカリでは販売価格の10%以上の値下げをすると、「いいね!」をしたユーザーに「値下げされました」という内容のメッセージが届きます。これを見て購入するユーザーもいるので、10%以上の値下げをしてみましょう。
 

■コメントをする
商品のコメント欄に何かコメントが書かれると、「いいね!」をした人に通知されることもあります。もし10%未満の値下げでもコメント欄に「値下げしました」と書けば自動的に通知されることになります。

「いいね!した商品へのコメント」にチェックが入っていると、コメントがあった場合に通知される

ただしユーザーが「お知らせ・機能設定」で「いいね!した商品へのコメント」にチェックが入っていることが条件になります。
 

■いったんリセットし、出品画面の上に表示させる
出品をいったん取り下げて(商品を削除して)再出品するのも1つの方法です。そうすることで、ブランドやキーワードで検索されたときに画面の上の方に商品を並べることができます。この場合、「いいね!」もリセットされることになりますが、ユーザーの目に触れやすくなるので、新しい「いいね!」の獲得、そして購入につながりやすくなります。
 

■商品の公開を停止して季節を考えて出品再開
もし季節がずれてしまったならば、商品の公開を一時的に停止しておいて、シーズンが到来したら出品を再開することもできます。再出品とは違い「いいね!」はリセットされませんから、「いいね!」をした人が再び興味を持って見てくれるかもしれません。でも出品を再開しても「いいね!」をしてくれたユーザーには通知されないので、コメントをするなどして通知させるのも作戦の1つです。
 

■販売手数料や送料を踏まえて、出品を諦める
値下げをすると売れやすくなりますが、一方で出品者の販売利益は減ってしまいます。メルカリの販売手数料や送料を引いた金額に納得ができないならば、出品を諦めるのも選択肢の1つです。かけた手間や時間と販売利益のバランスをしっかり考えるのは、とても大切なことです。
 

メルカリでは「いいね!」が付いても、すぐに売れるとは限りません。出品者としては「いいね!」が付くことで販売に1歩近づいたと思ってしまうので、なかなか売れないとガッカリしてしまうこともあります。それでも対策次第では購入されることもありますから、今回紹介した方法をベースに、オリジナルの方法を編み出すのもよいかもしれません。


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