671の市町村を対象に、279項目のアンケートを実施。回答を基に、田舎暮らしの魅力を数値化し、人口別にランキングを作成しています。今回は、住みたい田舎「20万人以上のまち」の若者世代・単身者部門ランキングを紹介します。
第3位:山口県下関市
第3位は「山口県下関市」でした。本州最西端に位置し、3方を海に囲まれた下関市は、県内最大の人口を擁する地域です。対岸の福岡県とは関門橋やトンネルで結ばれており、船・自動車・電車、そして世界でも珍しい歩行者用海底トンネルによる横断が可能です。さらに、山陽新幹線新下関駅を利用すれば、関西・九州方面へも効率的にアクセスできます。下関市はふぐをはじめとする海の幸や山の幸も豊富で、観光客に人気のエリアです。また、県内の他の地域と比べると気温の変化が少なく、過ごしやすい環境となっています。
第2位:大分県大分市
第2位は「大分県大分市」でした。大分市は九州の東端に位置する大分県の中心にあり、東九州経済の中心地・産業都市であると同時に、美しい自然に恵まれています。高度経済成長期から、工業を中心に多くの産業が発展してきました。「関あじ・関さば」をはじめとする海産物や、「豊後牛」「おおいた和牛」などの農畜産物、そして「とり天」「吉野の鶏めし」などご当地グルメも豊富です。また、交通網や医療機関などの都市基盤が整備されており、住みやすく、就労・教育環境も優れています。
第1位:秋田県秋田市
第1位は「秋田県秋田市」でした。東には雄大な出羽山地、西には日本海が広がっています。交通面では、秋田新幹線、秋田港、秋田空港などが利用でき、首都圏へのアクセスも快適です。テレワーク施設や、医療・福祉施設も充実しています。国際教養大学や秋田公立美術大学など教育機関も整っており、さまざまな個性を持った若者や学生が集まっています。また、東北3大祭りの1つである「秋田竿燈まつり」や、酒造りの盛んな酒どころとしても有名です。
>次ページ:総合・年代別のランキング結果
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