大好評を博した2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚本家の三谷幸喜さんが、2004年『新選組！』、2016年『真田丸』に続いて、3作目に手掛けた大河ドラマとなった同作品は、コメディーと悲劇を行き来する予測不能な展開や、豪華俳優陣による繊細な演技が話題を呼びました。
All About編集部では、全国20～70代の男女121人を対象に、『鎌倉殿の13人』に関するアンケート調査を実施（調査期間：2022年12月15日～2023年1月9日）。今回はその中から、『鎌倉殿の13人』で好きな主要登場人物ランキングを発表します。
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第3位：北条泰時（坂口健太郎）
第3位は、坂口健太郎さんが演じた「北条泰時」。小栗旬さんが演じる「北条義時」の長男で、のちに日本史上屈指の名宰相（めいさいしょう）になることで知られています。
回答者からは、「父の背中を追いかけながら葛藤しながらも成長していく姿に心打たれたから（33歳女性）」「誠実だから（33歳女性）」「義時と正反対でピュアだから（55歳女性）」「まっすぐなところ（29歳女性）」など、どんどん闇に落ちていくような父・北条義時に反して、泰時の誠実で柔らかい雰囲気に癒された、という声が集まりました。
さらに、「自分が元々ファンでしたが、現代社会のドラマでの配役した見たことがなかったため、想像以上にカッコよかった（42歳女性）」「俳優としてもストーリーでも嫌われる理由がないから（47歳男性）」など、泰時を演じた坂口健太郎さんに関するコメントも寄せられました。
第2位：北条政子（小池栄子）
第2位は、小池栄子さんが演じた「北条政子」。鎌倉幕府初代将軍源頼朝の妻として、頼朝亡き後は「尼将軍」として幕府の実権を握りました。
回答者からは、「歴史的には悪女と伝えられているが頼朝を支え、北条の家を守ろうとした姿に好感が持てた（55歳女性）」「歴史上の北条政子は悪女のように思っていたけれど、本当は家族のために奮闘した1人の女性なのかもしれないという気持ちになったから（28歳女性）」「私の想像していた北条政子像を良い意味で裏切ってくれたからです（41歳男性）」など、『鎌倉殿の13人』で描かれた北条政子は、今までのイメージを良い意味で覆したとの声が多数寄せられました。
ほかにも、「北条政子の気の強さが現代風の女性的で魅力のあるキャラだからです（35歳女性）」「女性でありながら鎌倉の武士たちをまとめ上げたここぞという時の強い女性を発揮していて好きでした（52歳女性）」など、“尼将軍”として幕府を守った強さに惹かれた、との声もありました。
第1位：北条義時（小栗旬）
第1位は、小栗旬さんが演じた「北条義時」でした。北条政子の弟であり、合議制13人の1人。鎌倉幕府二代執権として、頼朝亡き後の鎌倉幕府の実権を握りました。
回答者からは、「周囲との関係性の距離感を良く考えて動いていたから（43歳男性）」「北条義時は身内でも味方でも、鎌倉のためと言って無慈悲に殺す（50歳男性）」「北条義時が時代と共に変わっていくところが良い（45歳男性）」など、鎌倉幕府を守り抜くために奔走する姿から目が離せなかったとの声が寄せられました。
また、「小栗旬さん演じる北条義時がとても凛々しく格好良く演技も素晴らしかった（55歳女性）」「どの方も素晴らしい演技でしたが、やはり主演の小栗旬さんの演技が素晴らしかったからです。一気にファンになりました！（37歳女性）」「悪役に徹している、演技力がすごいです（66歳男性）」など、義時を演じた小栗旬さんの演技に引き込まれたという声も相次ぎました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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