歴代大河ドラマで「織田信長」がハマり役だったと思う俳優は? 2位『麒麟がくる』の染谷将太、1位は?

松本潤さん演じる徳川家康役に注目が集まる、NHK大河ドラマ『どうする家康』のスタートにちなんで、All About編集部では独自アンケート調査を実施。全国268人が選んだ、歴代大河ドラマで「織田信長」がハマり役だったと思う俳優ランキングを発表します!(画像出典:NHK公式サイト)

染谷将太さん(画像出典:NHK公式サイト

All About編集部では、「大河ドラマ」に関する独自アンケート調査を実施しました。同調査は、全国の10〜60代の男女268人を対象に、インターネット上で実施(調査期間:2022年12月12日〜2023年1月10日)。今回はその中から、歴代の大河ドラマで「織田信長」がハマり役だったと思う俳優ランキングを発表します。

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同率第3位:市川海老蔵(11代)/『おんな城主 直虎』

第3位は、2017年に放送された『おんな城主 直虎』で織田信長役を演じた11代目・市川海老蔵(現13代目・市川團十郎)さんでした。2003年の『武蔵 MUSASHI』以来の大河ドラマ出演となった本作では、カリスマ性のある“恐ろしい織田信長”を体現し、その繊細な演技が高く評価されました。

回答者からは、「一般的な信長像とは一味違った演技だったため(41歳男性)」「信長がもつ怖さや妖気な部分がすごくはまっていたから(40歳男性)」「心の底から信長を恐れる直虎や徳川家康らの気持ちがよくわかる演技だった(47歳男性)」など、今までの織田信長のイメージを一新するような演技が印象的だったと感じている人が多いようです。

また、「歌舞伎の方が演じると迫力がでます(38歳女性)」「歌舞伎役者なので上手いですね(53歳男性)」など、歌舞伎界の第一線で活躍する市川さん独自の表現力に言及するコメントもありました。
 

同率第3位:渡哲也/『秀吉』

同率の第3位は、1996年に放送された『秀吉』で織田信長役を演じた渡哲也さん。貧しい農民の子どもから織田信長の足軽を経て、天下人にのし上がった豊臣秀吉を竹中直人さんが演じました。

回答者からは、「渡哲也がやると、厳しくも気高い信長になるので、とても美しかった(41歳女性)」「厳しさの中にも心の熱い部分がうまく表現できていた(46歳女性)」「とにかく渡哲也がかっこよかったし、自分の中の信長像とぴったり当てはまっていたから(40歳女性)」「珍しい、信長の人間らしさと優しさが描かれていたので、信長の見方が変わった作品になりました(50歳男性)」など、渡さんが演じた織田信長を見て、今までのイメージが変わったとの声も多く寄せられました。

また、「迫力があったと思います(68歳男性)」「鋭い目力に圧倒されました(54歳女性)」「存在感がダントツなところ(40歳女性)」「本当にこんな人だったんだろうなと思った人だから(38歳女性)」など、織田信長のイメージにぴったりの存在感の大きさに圧倒されたという声もありました。
 

第2位:染谷将太/『麒麟(きりん)がくる』

第2位は、2020年に放送された『麒麟(きりん)がくる』で織田信長役を演じた染谷将太さん。「本能寺の変」で織田信長を自害に追い込んだ主人公の明智光秀役を長谷川博己さんが演じました。

回答者から多く寄せられたのは、「最初は良く知る絶対的な織田信長ではなかったため『こんな織田信長いやだな』と思っていたのですが、話が進むたびにリアルさが感じられて『本当はこういう人だったんだろう』と思うところまでいきました(44歳女性)」「王道ではない信長だったが、母親をはじめ、周りとの関係性などを考えると本当はこうだったかもと思えるところがあり、自分のなかではぴったりとハマったので(43歳女性)」など、最初は意外な配役に思えたけど、“実際の信長はこうだったのかも”と思えたというコメントでした。

さらに、「最初は違和感しかなかったのが狂気じみていく姿が非常に適役だと感じました(49歳男性)」「狂気を感じてよかった(36歳女性)」「染谷将太の信長は人間くさくて新鮮で面白かった(32歳女性)」など、今までのイメージを一新する信長を見ることができた、との声も多数寄せられました。
 

第1位:反町隆史/『利家とまつ ~加賀百万石物語~』

第1位は、2002年に放送された『利家とまつ ~加賀百万石物語~』で織田信長を演じた、反町隆史さんでした。戦国時代に加賀百万石(かがひゃくまんごく)を築いた主人公の前田利家を唐沢寿明さん、利家の妻・まつを松嶋菜々子さんが演じました。

回答者からは、「強面と威厳が半端ない(38歳男性)」「男らしい中にやんちゃで可愛い一面がある所がイメージに合っている(41歳女性)」「信長の破天荒なイメージにぴったりでした(36歳女性)」など、カリスマ性と人間味を兼ね備えた織田信長を反町さんが見事に演じていたとの声がありました。

さらに、「『で、あるか』という決め台詞がとても印象的で、いい意味で信長像を壊してくれたからです(41歳男性)」「反町さんの『で、あるか』のセリフが絶妙でした(46歳女性)」など、信長の心理状態を巧みに表現する「で、あるか」という独特の相づちが印象的だったとの声も寄せられました。


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※回答者のコメントは原文ママです


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