671の市町村を対象に、279項目のアンケートを実施。回答を基に、田舎暮らしの魅力を数値化し、人口別にランキングを作成しています。今回は、住みたい田舎「1万人以上2万人未満のまち」の総合ランキングを紹介します。
第3位:高知県四万十町
第3位は「高知県四万十町(しまんとちょう)」でした。四万十町は、中心を流れる四万十川や原生林に彩られた山々、肥沃(ひよく)な高南台地など、雄大な自然に囲まれています。町全体にはケーブルネットワークが張り巡らされ、住民が高速インターネットを利用可能です。JR土讃線・予土線、土佐くろしお鉄道中村宿毛線が通っており、高知自動車道四万十町中央ICもあるため、県内外からのアクセスも便利。また、月額最大1万5000円の家賃補助など、住まいの支援が充実しています。
第2位:長野県飯山市
第2位は「長野県飯山市(いいやまし)」でした。飯山盆地を中心に、西は関田山脈、東は三国山脈のある南北に長い地域です。南西には斑尾高原、北西には鍋倉山、東には北竜湖があり、豊かな自然を有しています。飯山は日本有数の豪雪地帯として知られ、春から秋にかけては内陸盆地型気候です。交通面については、国道117号・292号・403号が通り、JR飯山線は長野市から新潟県十日町方面に走っています。2015年3月には、北陸新幹線飯山駅が開業しました。
第1位:鳥取県琴浦町
第1位は「鳥取県琴浦町(ことうらちょう)」でした。鳥取県のほぼ中央に位置する琴浦町は、農業・漁業・商工業が盛んな地域です。日本の滝百選に選ばれている「大山滝」や、後醍醐天皇とゆかりのある「天皇水」などの自然に恵まれています。かまぼこ・お菓子、二十世紀梨などの特産品も豊富です。また、県内最大級の国指定特別史跡「斎尾廃寺跡」や、『太平記』の舞台となった「船上山」、国指定天然記念物「伯耆(ほうき)の大シイ」など、名所・旧跡も点在しています。
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