Q.E.D.パートナーズは、企業で働く20〜40代の男女200人を対象に「出世・給与に関するアンケート」を実施し、結果を公開しました。調査によると、現代のビジネスパーソンは「出世」にはあまり興味はなく、給与も仕事内容もそこそこで満足する一方、プライベートもしっかりと充実させたいと考える人が多いことが明らかとなっています。
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「出世したくない・興味ない」が過半数を超える結果に
「自分の出世欲について教えてください」と聞いたところ、「出世に興味ない」が最多の42.5%でした。次いで「多少は出世したい」が36.5%、「出世したくない」が15.0%、「出世したい気持ちが強い」が6.0%という結果に。
「出世欲ない(したくない・興味ない)」が57.5%に対し、「出世したい(多少・強く)」は42.5%となっており、半数以上が「出世したくない」と考えていることが明らかとなりました。
「出世したい(多少・強く)」と答えた人の意見を見てみると、「給料が上がるから」や「社会的な地位を確立したいから」、「責任もあるが権限が増えるから」といった声が寄せられています。一方、「出世欲ない(したくない・興味ない)」と答えた人の意見を見ると、「責任だけ重くなっていくから」や「家庭との両立が難しくなると思うから」、「仕事のストレスの増える量の方が大きいと思う」といったネガティブなコメントが多く見受けられました。
「仕事や給料もそこそこにプライベートを充実させたい」がトレンド?
「同世代と比較した場合の理想の給与」を見ると、「少し多ければOK」が最多の38.0%、次いで「平均と同額」が28.0%、「1.5倍〜2倍程度」が20%という結果でした。
「年収1000万円だけど激務or年収500万円で普通の業務量ならどちらが良い?」という質問では、「年収500万円で普通の業務量」がダントツの84.0%でした。
「仕事とプライベートどちらが充実しているのが理想的?」では、「仕事内容イマイチ、給与は平均的だがプライベートがそこそこ充実してる」が最多の76.0%、「仕事内容・給与にとても満足できる内容だがプライベートが充実していない」が15.0%、「仕事内容つまらない・給与は平均以下だが、プライベートがとても充実してる」が9.0%でした。
調査の結果、仕事や給料もそこそこに、プライベートもしっかりと充実させたいという価値観の人が多いことなどが分かります。
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