百貨店・松屋銀座で2月1日(水)から14日間にわたって開催されるバレンタインイベント「GINZA バレンタインワールド」の詳細が、1月初旬メディア向け内覧会で発表されました。2023年は3年ぶりに行動制限がなく来場者数も増えるとみられることから、ブランド数が9つ増え81とにぎやかに。その他にも時代の“今”を反映したイベント内容となっています。
チャレンジ精神旺盛な日本人パティシエの3ブランドが初登場
注目点は「気鋭の日本人パティシエによる国産食材を使ったチョコレート」。輸入品の値上がりが目立つ今、国産食材の魅力を生かす日本人パティシエのショコラが、3ブランド松屋銀座に初登場。どれも松屋銀座でしか買えない限定品です。・ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ
「mariage au chocolat」(5個入り 2376円)
国内・世界大会で数々の受賞経験のある佐々木元シェフは、2022年鎌倉のla boutique de yukinoshita kamakuraのシェフパティシエに就任。フランス菓子特有のマリアージュを生かしたスイーツを日々生み出しています。
そんな佐々木シェフが手掛けたのはピスタチオ×キャラメル、柚子×はちみつ、オレンジ×紅茶、フランボワーズ×ローズ、ピーナッツ×コーヒーという日本各地の食材が織りなす5種類のマリアージュを楽しめるボンボンショコラ。
バラは島根県の食用バラ・さ姫、柚子は徳島県の木頭柚子など、こだわりの食材を使用しています。千葉産のピーナッツを使ったショコラは香ばしさがたまらない大人の味わいです。
・ユニ マサハル コウズマ
「春姫のボンボンショコラ」(5個入 3240円)
虎ノ門ヒルズ(東京都港区)にある、シェフと企業をつなぐ新しいスタイルの施設「Social Kitchen TORANOMON」。その中の8席だけのハレの日レストラン・unis(ユニ)でシェフパティシエを務める上妻正治シェフによるショコラです。
自身の故郷・鹿児島県産の完熟金柑・春姫を使用。子どもの頃から金柑に親しみ、体の半分は金柑でできていると話すシェフは、味が強すぎて敬遠されたり、反対になじみが薄く知られていない金柑の魅力を伝えたいという思いから春姫を使ったチョコレートを考案し、表皮・果肉・果汁などあらゆる部位を使って3つのボンボンショコラを生み出しました。柑橘系の爽やかな後味が印象的です。
・ミルズ バイ ミホ サトウ
「Berry Berry truffe」(6個入り 2801円)
店舗を持たず、ネットや催事でのみ販売を行っている「mills(ミルズ)」は、女性パティシエ・佐藤美歩シェフによるチョコレートブランド。シェフの出身地・北海道産の蝦夷ベリーと加藤農園(東京都練馬区)の樹上完熟した“あまどりいちご”を使用して、キュートで繊細なハート型のトリュフを作り上げました。
とにかく色と形が印象的! 蝦夷ベリーはハスカップのことで、初夏の短い期間にしか採れず、さらに手摘みのため大変な貴重品なのだとか。栄養価も高い蝦夷ベリーの魅力が、口の中でほろほろとけるトリュフから伝わってきます。
輸入品の値上がりが目立つ今、国産の食材を積極的に使うのは大きなメリット。しかしそれだけではない、シェフたちの日本の食材への熱い思いも、3つチョコレートから伝わってきます。
<DATA>
GINZA バレンタインワールド
場所:松屋銀座 8階イベントスクエア
会期:2023年2月1日(水)~14日(火)
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