「値下げ」だけじゃダメ? メルカリで商品が“売れない”4つの理由

メルカリに出品したけれど、なかなか売れない商品。価格を下げてもダメな場合は、何かしらの理由があります。それは……。

メルカリで、価格を見直しても売れない理由は?

メルカリに出品したものの、なかなか買い手が付かないこともありますよね。要因の1つである価格を下げても売れない場合には、他に何かしらの理由があります。筆者の経験上、価格以外で売れない要因は4つあります。
 

1. 季節があっていない

メルカリは1度出品をしたら、出品者が取り消さない限り、そのままずっと出品され続けます。すると季節が移り変わってしまい、出品物と季節がマッチしなくなることもあります。例えば、海やプールで使う商品がずっと売れずに残っていて、気付いたら冬になっていたというイメージですね。一般的な店でも季節を考えながら商品を出品するので、メルカリも同じように季節に合わせて出品するのが基本です。
 

季節が合わないと思ったら、一旦出品を取り消して、再度シーズンが来たら出品するのがよいでしょう。一方で、もしその年の流行を取り入れた商品の場合、翌シーズンには売れにくくなってしまうこともあります。値段が安くなる可能性があるので、出品せずに処分するのも選択肢として持っているとよいと思います。
 

2. 需要がなさすぎる

出品禁止物以外ならメルカリは何を出品しても問題ありませんが、それが売れるかどうかは別の話。極端に需要がないものは、売れにくくなってしまいます。需要があるかどうかは、出品中の商品一覧から確認できるアクセス数などからも判断できます。
 

アクセス数が少なくても、欲しいと思う人がたった1人でもいればいいので、その人が突然現れる可能性もあります。現れるかどうかは分からない部分でもありますが、出品を取り下げようと思ったら購入された経験も筆者にはあります。逆に、「もしかしたら」と思って出品を伸ばしていても、結局売れなかったこともあります。このような場合には、例えば他の商品と一緒にして「まとめ売り」でお得感を出すのも手です。
 

3. そもそも見つけてもらっていない

メルカリにはどんどん新しい商品が出品されてくるので、自分の出品物が埋もれてしまうことも少なくありません。商品を探しているユーザーは、スマホの画面をスクロールしてお目当てのものを見つけ出しますが、その作業が面倒になってしまうこともあるのです。筆者の場合は5回ほどスクロールをしていくと、その後はちょっと面倒だなと思ってしまいます。
 

ユーザーが探すのが面倒と思ってしまうと商品を見てもらえないので、購入には至りません。商品を目に付く場所に表示するためには、画面の上の方に掲載させるのが最も手っ取り早い方法です。商品を削除して、再出品をしましょう。
 

4. 値下げの幅が10%未満など低かった

値下げをしてもなかなか売れないとしたら、値下げの幅を考えてみるといいでしょう。メルカリでは10%以上の値下げをすると、いいね!をしたユーザーにお知らせが届くようになっています。この通知が購入を後押しすることも少なくありません。ちょこちょこと少しずつ値下げをするよりも、10%以上を目安にして値下げをしてみてはいかがでしょうか。
 

メルカリで商品が売れない場合には、価格を下げるのが一般的な方法です。しかし、それ以外にも売れない要因が含まれていることもあります。売れるためには、多角的に見ていくことが大切です。


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