「お雑煮にカキを入れる」「餅つきの後に餅まきをする」地元の変わった年末年始の習慣は? 【中国・四国編】

All About編集部にてアンケート調査を実施。全国10~60代の200人に「地元の変わった年末年始の習慣」を聞きました。今回は、中国・四国地方の回答をご紹介します!

地元の変わった年末年始の過ごし方、教えてください!
 

隣の県でもお雑煮の具が違うなど、地域によって年末年始の習慣はさまざま。皆さんの地元では、どう過ごしていますか?

「中国・四国地方」の変わった年末年始の習慣とは?

All About編集部は全国10~60代の男女200人に「地元の変わった年末年始の習慣」についてアンケート調査を実施。今回はその中から、中国・四国地方の回答をいくつかご紹介します!
 

お雑煮にカキを入れる(広島)

「お雑煮にはカキが入っていること。おすましの出汁におもち、かまぼこや野菜に加えカキも入っている。瀬戸内海に近いからこその習慣だと思う。おせちやお雑煮に加え、魚や貝のお刺身もたくさんテーブルに並ぶ。新鮮な魚介類が手に入りやすいからかもしれない(20代女性)」
 

さすが広島! お雑煮にもカキ。お正月から豪華でうれしいですね。
 

餅つきの後に餅まきをする(山口)

「正月に餅つきをして、そのあとに餅まきがある家もあります。もともと地域のおまつりや学校の行事などにも餅まき、という内容が必ずイベントの最後トリにあるのですが、白と赤のもち2つをビニール袋に入れて高い場所からバラバラとまくのです。私は餅がすきなのでその行事が好きで大人も子供も男女も関係なくみんな必死になって餅を取りに行きます。背の高い人が有利なので、子供や女性にゆずるのも暗黙の了解となっています(20代女性)」
 

イベントだけでなく、お家の餅つきでも餅まき。お正月は歩いてるだけでお餅に苦労しないかも?

 

お雑煮にあんこ餅を入れる(香川)


「お正月に食べるお雑煮の中にあんもちが入っていることです。それを言うとけっこう驚かれるのですが、意外というか、普通においしいです。基本は白味噌で、ダイコンやニンジンなどが入っています。そこにあんもちが入ることで、いい感じに甘じょっぱくなり、美味しく感じます。正直、そのあんもちの入ったお雑煮がないと新たな年を迎えた気がしません。初めて他県でお正月を過ごしたときにあんもちが入っていないことに驚きました。今年は妻と別居中なので、香川に帰ってあんもちの入ったお雑煮を食べたいと思います(30代男性)」
 

最後の一文が切ないですね。次のお正月はご家族と仲直りして、一緒にお雑煮を食べてください……!
 

あなたの地元の変わった年末年始の習慣は何ですか? 自分では当たり前でも、他県の人から驚かれることもあるかもしれません。
 

年末年始に集まる際に、ぜひ周りの人と話してみてはいかがでしょうか。


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