新年を祝って食べるおせち料理。ネット通販や百貨店などの市販品を購入する人が年々増えているようですが、毎年手作りしているという人もいるかもしれません。
All About編集部は12月12~21日、全国10~70代の男女145人を対象に「おせち」に関するアンケート調査を実施しました。その中から「作るのが面倒だと思うおせち」ランキングを発表します。
3位:昆布巻(24票)
第3位は「昆布巻」。「よろこぶ」に通じるとされる縁起物の昆布でニシンやサケなどを巻き、かんぴょうで結んだおせちです。昆布や魚のうま味を楽しめる一品ですが、工程が多いのが難点。
回答者からは「下ごしらえから手間がかかり、時間もかかります。年末ゴミがあまり出てほしくない時に大量のごみがでるものなので(40代女性/神奈川県)」「具の味付けをしたり、昆布で巻いたりすることに手間がかかるため(40代男性/愛知県)」「1枚の長いこんぶを、魚を入れてかんぴょうで巻くのが滑って難しいからです(40代女性/静岡県)」などの声が寄せられました。
2位:栗きんとん(34票)
第2位は「栗きんとん」。商売繁盛や金運上昇の願いが込められたおせちです。甘い味わいから老若男女問わず人気の高い一品ですが、サツマイモの裏ごしや練りの工程など、手作りするにはなかなか手間がかかる料理。栗の甘露煮も手作りするとなると、かなり大変なのではないでしょうか。
回答者からは「食べたときに滑らかに感じるように作るのがとても難しいからです(50代女性/埼玉県)」「さつまいもの裏ごしが手間がかかり、色を出すためにクチナシの実を使ったり、時間がかかる(60代女性/東京都)」「栗の皮を剥くのが本当に大変だから(30代女性/愛知県)」などの意見が上がりました。
1位:黒豆(38票)
第1位は「黒豆」。「まめに暮らせるように」など、無病息災の願いが込められたおせちです。
艶のある美しい見た目やふっくらとした食感がおいしい黒豆ですが、下ゆでやアク取りなどを繰り返す必要があり、作るのに丸1日かかってしまうことも。また、皮が破れたりシワが寄ったりしやすいなど、失敗してしまった……という声もしばしば聞かれます。
回答者からは「好きだけれど2、3日前からの下準備が面倒だなと思います(40代女性/茨城県)」「シワが寄らないように、また綺麗に黒くするのには手間がかかるから(20代女性/福岡県)」「時間がかかる。美味しく作るには熟練の技が必要な気がする(40代女性/東京都)」などの意見が上がりました。
※コメント内容は回答者個人の意見です
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